こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【鰹節】

2019-01-06 19:05:56 | 味の思い出
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

1月無料体験
1月15日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
1月29日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【鰹節】

鰹節について、考えたのは、一昨年から去年にかけて国語を教えていた高校生の教科書からでした。国語の教科書には、鰹節の作り方、栄養、などが書かれていました。

論説文というジャンルになるこの文章。内容に興味がある人が読んでいると頭に入っていきます。しかし、高校生の生徒は鰹節にはまったく興味がありませんでした。

どうやって理解してもらおうか?

そこで、文章を図式にして解説していきました。

とにかく、短い言葉にようやくし、図にしていく。

同じ時期に、白川郷の合掌造りの論説文もあり、それも同じように図にしました。

ふと、その時のことを思い出したのには、わけがあります。

去年、
「そうだ、鰹節を削ろう!」
と思い立ったのです。それは、鶴川にあるレストラン「しばた」のお母さんのお話を聞いたからです。この方はとても素敵な方。息子さんと一緒に自宅でレストランを開いています。レシピを公開してくださるですが、そこで、鰹節を削ってダシをとっているとお聞きしました。

そうだ、我が家もやっていた。母は、大工さんがつかう「かんな」を逆さにしたような削りで、鰹節をけずり、味噌汁をつくっていました。私はこの削り係担当。胡麻をすりつぶす、コーヒー豆を挽く、などがとても好きでした。久しぶりに鰹節を削りたくなりました。

横浜西口地下の、「久世福商店」。ここならありそうな予感。
「すみません。硬い鰹節ありますか?」
「はいあります。雄のほうが油がなくて人気なんですよね。」
ほー。鰹節に雄と雌があるのをしりませんでした。そして店員さんが売り場に案内してくださいました。
「あれ。あれ。あれ。すみません。雌しかありません。」
「いいですよ。」

しかし、しばらく硬い鰹節の存在を忘れていました。

そして、昨日。主人の実家に行くことになりました。義父母と一緒にうどんをたべようということになりました。自宅でうどんのつゆをつくっていくことにしました。

嫁として、少しいい顔をしようかな?と思いました。そこで思い出したのが、鰹節。封を切りました。


▲鰹節


鰹節削りは、20年くらい前に、母が土佐旅行に行った際にお土産で買ってきたもの。以前母が使っていたものよりこぶりでスタイリッシュです。


▲鰹節削り


しかし、思っているような削りになりません。なんだか粉々に。


▲もっとちがったイメージ


「ダシだからいいか」

4人分のうどんつゆですが、多めにつくりました。鍋一杯にお湯を沸かし、鰹節をいれるといい香りでした。

鍋ごと車に乗せて持っていきました。とてもうす味でしたが、義父母は喜んでくれたのでよかったです。

久しぶりに、鰹節削りを出しました。今度は、冷ややっこや納豆にも入れてみようと思います。

そして、この鰹節がなくなったら、「雄」の鰹節をかいます!なにが違うのか?ためしてみよう。


二子新地
駄菓子木村屋さん
中庭マルシェ
https://takatsu-kawasaki.mypl.net/shop/F00001000005/
★紙芝居(無料です!)
毎月第二第四水曜日(次回は、12月26日)
15時~18時30分くらいまで


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おちない10円玉
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国語作文教室in川崎
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インタビュー
AIとの共存
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[なにがでるかな?]

2018-05-14 20:10:11 | 味の思い出
はじめまして。2018年5月。川崎市中原駅徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分、神明神社で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を「こくごレストラン」を創業しました。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[なにがでるかな?]

なにがでるかな?という言葉と聞いて、小堺一機さんを思い出す方、同世代ですね。今回は、そのお話ではありません。

何十年ぶりかに、さくまドロップスをいただきました。これは、何かイベントに参加したときに無料でいただいたものです。この缶なので、飴であることをすっかり忘れており、机のオブジェになっていました。しばらく置いてありましたが、食べて見ることにしました。

▲イベントでいただいた
サクマドロップス


すると、美味しいではありませんか。懐かしい、さっぱりした味です。なにがでるかな?と楽しみながら食べることができます。幼い時、汗ばんだ手のひらに、二・三個でてしまいそれを缶にもどすと、次にあけたとき中で固まりになりました。そして二度と食べることができませんでした。それでも、食いしん坊の私は、どうしてもこの固まった飴をたべようとしました。そこで何をしたとおもいますか?なんと、水を缶の中に入れて、振って、溶かしました。キャンディー水にしたのです。アイディアがよかったと思うのですが、ここには、苦手なハッカが入っており、世にも奇妙な味になりました。この不思議ジュースを飲んで、中の飴を小さくしてたべようと必死です。しかし、大きな塊のドロップは変な形になり、円形の飴の出口からでてくることはありませんでした。がっくりです。

今回は、慎重に缶を振ります。すると、ハッカ味。真っ白い綺麗な色をしていますが、これははずれ。幼い時は食べることができなかったハッカ味。今食べると、これも美味しい。

実は映画「火垂るの墓」を見てから、サクマドロップスを食べられなくなりました。あの映画で、妹の節子が兄にあげる、石の飴。あのシーンを思い出してしまうので、ダメでした。悲しくなってしまうのです。今回は違うパッケージだったので、あのシーンを思い出さずにすみました。

今も、ブログを書きながらいくつか食べています。今回は、透き通った透明のレモン味です。サクマドロップスが、しばらくブログ作成の「おとも」になりそうです。



無料体験のご案内
小学生作文教室こくごレストランin川崎
体験授業を受付しています。
各回、6名までとさせていただきます。応募はホームページ問い合わせよりお願いいたします。
ホームページ小学生の国語作文塾 in 川崎 こくごレストラン
https://www.kokugoresutoran.com/



[オツ]

2018-04-04 19:41:49 | 味の思い出
はじめまして。2018年4月。川崎市中原駅徒歩5分、大戸神社で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[オツ]

オツだね!という言葉があります。漢字をあてると「乙」になります。普通とは少し違いお洒落なものを指していう言葉です。

今日、久しぶりにこの言葉を聞きました。

伯母が以前に
「六本木にあるお稲荷さんを食べたい。」
と言いだしました。そこで、伯母の言葉にそって地図を書きました。それから、携帯電話で検索した地図と照らし合わせました。キーワードは、「ごとう花屋」「せいし堂(書店)」。そこから、伯母が間違えていたお稲荷さんの店名と場所を割り出しました。


▲伯母の言葉から地図を作成

「LIONライオン25年目のただいま」という映画があります。、子供の頃にインドで迷子になり施設からアメリカに移り住んだ若者が、何年もかけて自分の住んでいた地域を見つけ出すストーリーです。この映画を見た時、文明の発達はこんな奇跡を起こすものかと、感動しました。

そして今回も感動です。なにより、姿を変えていましたが、「ごとう花屋」「せいし堂」さんの名前のある建物が存在しました。そして、お稲荷さんの店は「おつな寿司」でした。

▲ゴトウ花屋は、ビルになっていました



▲おつな寿司


そして昼に、伯母と一緒にお稲荷さんを食べました。何十年ぶりに食べたのでしょうか、
「懐かしい味だ」
と言っていました。そして、昔はもっと大きかったと。伯母が再三言っていたように、お稲荷さんの皮はひっくり返してありました。甘めの味でゆずの香りがふんわりする、とてもおいしいお稲荷さんでした。

食べ終わった伯母がひとこと
「オツな味だね。おつな寿司」
と言っていました。おつな寿司の語源がそこからきているかわかりませんが、「オツ」という響きはとても新鮮でした。

【捜索!】

2018-03-27 20:34:09 | 味の思い出
はじめまして。2018年4月。川崎市中原駅徒歩5分、大戸神社で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[捜索!]

伯母が稲荷寿司を食べたいと言いました。しかも指定があります。若いころ住んでいた六本木にある「稲荷寿司」という店名のもので、稲荷の皮をひっくりかえしてある美味しいものだと言います。

早速携帯電話で検索をしました。ありません。六本木・稲荷寿司。ありません。
「伯母ちゃん、ないよ。店名が違うんじゃない?」
「そんなことない。【いなりずし】っていうんだから。美味しいんだよ。」
私は?でした。それでは、その店があった場所から捜索することにしました。
「おばちゃん、どのあたり?」
グーグルで地図をみせました。
「東京一の花や、ごとう花屋あるでしょ。」
キーワードいただきました。ごとう花屋で検索するとでてきました。
「伯母ちゃん、あったよ。まだあった。」
「あるわけだよ。東京一の花屋なんだから。」
すると、アマンドの交差点近くです。ここならわかります。ここから乃木坂のほうに向かっていくといいます。するとありました。「おつな寿司」でした。

今日は六本木に用事があったので、伯母の言う「稲荷寿司」の店「おつな」を探しました。ありました。きっと昔とは趣が異なっているでしょう。スタイリッシュになっています。そして入店待ちの人が数人座っていました。お土産の稲荷寿司が飾っているのがみえました。ここです。

▲アマンド前
六本木交差点


▲六本木 おつな寿司

伯母は92歳。六本木に住んでいたのは、もう60年以上前です。その時代は、まだ下町だったと言います。伯母の勤務先で「おつな寿司」から寿司の宅配をお願したことがあったそうです。その時、とても大きな高価そうなお皿に寿司が入ってきました。伯母はその皿を割ってしまったそうです。弁償する気持ちでいたそうですが、店員さんがその必要はないと言ってくれたそうです。ジェスチャーで大きなお皿を示してくれましたが、とても大きいお皿でした。

今は少し体調が悪いので、調子が戻ったら買っていこうと思います。その時は、一緒に「お稲荷さん」を食べようと思います。

[二代目]

2018-03-26 21:06:02 | 味の思い出
はじめまして。2018年4月。川崎市中原駅徒歩5分、大戸神社で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[二代目]

お米の消費が多くなってきました。息子達が高校球児の頃は、1週間で15キロ弱食べていました。朝1升、夜5合炊く日々。米を研ぎ、朝、昼、晩の食事の支度は過酷でした。ストイックな長男は、
「パン、麺類は一切食べない。」
と宣言をしました。4人家族、食事の好き嫌いを頭にいれて、メニューを考える日々。今では、あの時代戻ることは、遠慮します。近所にスーパーがあります。徒歩5分のところですが、お米を両手で20キロ持って歩いていました。フラフラです。今考えると懐かしく、笑い話しです。当時は必死でした。

そして、最近、またお米の消費量がやんわり増えています。一日8合炊きます。昔話、「飯食わぬ女房」では、ご飯を食べないお嫁さんがやってきます。おかしいと思ってよく観察していると、頭に口があり、旦那さんがいな間にたくさん食べていました。我が家では、沢山ご飯を食べている人をみかけないので、何故ご飯が減るのか?疑問でした。

昨晩、犯人を発見しました。次男でした。次男は生活パターンが他の家族と違うので、不規則な時間に家にいます。そして、帰宅してからご飯を食べていました。頭に口はありませんでしたが、ラーメンどんぶりでご飯を食べていました。

いくらお腹が空いていても、ラーメンどんぶりご飯を食べるのは、今では次男だけです。食べている姿をみて、ちょっと微笑ましかったです。

そういえば、去年の暮れに回転寿司に行ったことを思い出しました。私は3皿。家族の合計、60皿でした。誰がどれだけ食べたかわかりません。我が家のエンゲル係数、とても高いです。

我が家の炊飯器、一升炊きですが、二代目です。一代目の炊飯器は、高校球児を育てている最中、帰らぬ機械となりました。突然壊れたのです。朝と夜、毎日いい仕事をしてくれました。今でも、5合では足りないので、8合。それで一日分にしていますが、時折足りないときは5合追加で炊きます。しばらくこの二代目一升炊き炊飯器に頑張ってもらいます。