こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【自作自演】

2018-05-21 20:34:46 | 紙芝居
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸として、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

こくご食堂今日のお話は、[自作自演]

昨日は、久しぶりに叔母に会いに行きました。そして、やりたいことがありました。叔母に、紙芝居を聞いてもらうことです。叔母には、大人向けの「金色夜叉」(原作・尾崎紅葉/監修・遠山昭雄/脚本・絵・サワジロウ)雲母書房。幼児向けと児童向けの紙芝居の練習もしたいと姉に依頼しており、伯母のところに姪もきました。叔母・義兄・姪の前で、少し緊張しながら、初紙芝居です。

すると、伯母もノリノリです。
「拍子木はないのかい?」
実は、インターネットで拍子木も見ていました。欲しいな・・と思っていました。拍子木を打って始めると、昔ながらの紙芝居おじさんのようです。今回は、伯母のエアー拍子木で、始まり始まり。

金色夜叉のあらすじ。許嫁である宮を、財力のある富山に奪われた貫一。そのことをしらされて、旅行先である熱海で宮につめよる貫一。宮から富山と結婚すると告げられ、貫一はお宮を足蹴にします。紙芝居は、ここで終了です。実はこの「金色夜叉」執筆途中で作者の尾崎紅葉が死去しており、話は途中でおわっているそうです。

さて、伯母のエアー拍子木で始まったこの紙芝居。貫一と宮が許嫁であると読むと、伯母が
「へーそうだったのだ。」
と感想をいいます。そして、他のシーンでも、笑う間、うなずく間があることを発見しました。紙芝居は、抜くタイミングを指示しているところがありました。一気にぬく、半分ぬく、三分の一抜く。この紙芝居の場合、熱海に旅行している宮。それを追って熱海に行く貫一。そのシーンは、前方に富山と宮のシーンが描かれていて、後方に貫一。最初に貫一がいることをかくすという演出で、「この線までぬく」という指示があります。このシーンを読んだ時、
「おーーー。」
と叔母と姪が声をあげました。後ろに貫一がみえた瞬間です。紙芝居ならではの効果です。やはり実践あるのみだと感じました。紙芝居は、読みながら聞き手の反応をみて、それにあわせて進行する楽しさがあります。今回は、初めてだったのでまた練習してリベンジです。

伯母のところを後にして、姪と実家にいきました。ここでは、幼児向けと児童向けの紙芝居の練習です。最初、私が読み、その後2年生の姪が読みました。そして、幼児向けの紙芝居は、読み手と聞き手が声を出す場面があり、そこが楽しかったです。姪の作った紙芝居があり、それも互いに読みました。

▲姪が作った紙芝居
「うさぎのけーきやさん」
うさぎとロールケーキ


あらすじは、うさぎのケーキやさんがあります。そこにねずみがロールケーキを買いにきました。ねずみが家族とたべました。そして残りを、隣に住むネコにあげました。ネコの妹はねていたので、ネコの姉が一人でたべました。翌日、ネコの姉妹はうさぎのケーキ屋さんにロールケーキ買いにいきたべました。おしまい。

ストーリーは、小学1年生らいしいです。しかし絵が不思議でした。ネズミの家族は、10人もおり、はたしてケーキは余るのか?そして、となりのネコは子供二人暮らし。「つっこみ」どころは沢山あるのですが、絵・話・自作の紙芝居。自作自演の紙芝居、私も書いてみたくなりました。

紙芝居は、絵を聞き手にむけることができます。聞き手の顔をみながら読むことができます。にくい演出もできます。とても興味がある道具です。これを今後どう使っていくことができるのか、楽しみです。



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