こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

「音で違いがわかる男」

2022-01-13 17:07:22 | 授業の取り組み
1月11日火曜日。
午後16時は、こくごレストランの授業でした。

小学4年生のT君は、電車が大好きです。
生徒でもあり、同士でもあります。

序盤から「鉄道」の話題をすると授業が進まないので、まずは、冬休みの過ごし方。

「冬休みたのしかった出来事を箇条書きで3つ書いてください。時間は3分!!

この授業になれたもので、
T君はスラスラ書いています。

「できました!」

「じゃ、お願いいたします!」
もちつき
カーフェリーなど


「この中で一番楽しかったのは?」

「もちつき!」

それでは、
「もちつき
について、箇条書きで5つくらい書いてください。時間は5分くらい。」

T君は、さらっと書き上げ時間前に挙手。

内容を教えてくれました。

大学生の従兄弟より力持ち
もちつきの音
「ペチャとべちゃっがあってさ。」

「どっちがいいの?」

「べちゃだよ。大人はみんなべちゃ。」

上手くもちをつくには?
それを音で表現するって、とても面白い!!
よく観察しています!
五感をつかって!





発表しているときに、面白い話題になりました。

「もちつきの順番まわってこないから、
山に
柚子と柿を取りに行った。」

「へー。
柚子と柿は何につかうの?」

「柿は干し柿にするだよ。おばあちゃんがね。柚子は柚子湯にするんだけど、」
「あーーーーそーだ。」

「どうした?」

「柚子湯にはいれなかったんだよね。僕たちが入った後に柚子いれたんだよ。」

作文を内容を箇条書きにして、発表しているうちに、思い出がよみがえるのです!

こうして、作文を書き始めます。
途中で声をかけて読み上げ、をくりかえし、10分で200文字超えていました。

途中、主語がぬけていたりしますが、それをなおすのは簡単です。

50分の授業半分で、冬休みの作文完成です。

ここで、最初に挙げた
カーフェリーの話題になりました。

カーフェリーには、夜に乗船して翌日に目的地に到着しました。

「お風呂があるんだけどさ、4回入ったんだよね!」

「えーーー。寒くなかったの?」
「ぜんぜん!!」

一回はお父さんたちと入浴したが、残りの三回は一人ではいったそうです。
いつも、とてもユニーク!

そっちの
作文も書いてほしかったです。

そして、今年のこくごレストランのテーマは
日常
日常を作文にしていきます。

学校での1日の流れてを聞き取りすると、中休みがメインイベントのようです。

「ドッチボールとか、
 鬼ごっことかするんだ。」

なるほど!!

「じゃあ、その鬼ごっこを
さらに楽しくするには?」

「人狼鬼ごっこ。鬼がだれかわからなくて!!!」

このハイブリッド鬼ごっこ、楽しそうでした。

さて、来月の授業は、
日常を
どれだけ色付けできるのか?

楽しみです!

さて、残りの5分。
電車トーク。

二人とも京急ファンです。

「京急の車輌が他県で走っているんだよね。雑誌でみたのだけど。」

「コトデンだよ!」

★コトデンとは、高松琴平電気鉄道。京急の車輌が走っています。

さすが、
電車の知識は、目を見張るものがあるT君。

来週も鉄道の話題をしよう!



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