こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【野球界のアクティブラーニング】

2018-08-08 19:00:49 | アクティブラーニング
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

★夏祭り@ノースポート
・紙芝居イベント
センター北ノースポート6階
8月19日(日)
8月26日(日)
10:00~14:00
無料で紙芝居
100円でパズル(タングラム)作りの
ワークショップ
・夏休み自由研究
理科実験
実験をしてレポートにまとめましょう
理科と「こくご」のコラボ
8月9日(木)
静電気の不思議11:00~12:30
残り1名
土の秘密13:00~14:30
残り4名
8月15日(水)
水滴の秘密11:00~12:30
熱の秘密13:00~14:30
8月19日(日)
地震の不思議15:00~16:30
申し込みシュフレ
http://shufure.com/column/2018/07/23/event-2/

○7月・8月は、塾の無料体験はお休みします。

■夏休み自由研究実験教室
理科実験を行い、レポートにまとめます。
夏休み最後の二週間。
宿題を終わらせましょう。
授業は50分。一コマ6名まで。1000円です。
開催場所 神明神社(武蔵中原駅徒歩15分)
開催日
★8月21日(火)
・磁石の秘密16:00~17:30
・ビリビリ静電気17:30~19:00
★8月28日(火)
・水滴の秘密16:00~17:30
・土の力を探る17:30~19:00
実験→レポートまとめ
各回定員6名
参加費1000円
時間によって対象学年が違います。詳しくは、ホームページまで。
ホームページ小学生の国語作文塾 in 川崎 こくごレストラン
https://www.kokugoresutoran.com

こくご食堂今日のお話は
[野球界のアクティブラーニング]

昨日の夜、偶然「熱闘甲子園」を観ました。私の中で高校野球は、神奈川県予選で終了しており、本戦の甲子園は知り合いがでていないかぎり、あまり興味をもってみることがありません。
しかし、昨日は家事が終了しぼんやりとリビングにいました。「熱闘甲子園」を楽しみにしている夫がテレビに熱い視線を送るなか、平常心で画面をながめていました。

その試合は、常葉大菊川(静岡)vs益田東(島根)の試合。常葉大菊川の監督は、生徒に「トシさん」と呼ばれています。それを監督も、「身近に感じてほしいので、いいのです。」と笑顔で答えています。そして、すごいのが「ノーサイン」。野球の試合で監督が「サイン」出さないのです。

高校野球では、サードとファーストにコーチャーを呼ばれる攻めチームの部員が立っています。そのコーチャーが対戦相手チームの監督、選手をみて「サインを盗む」ことがされてきました。ですから、サインは高度になっています。以前次男の高校で、監督のサインが読めず(難しくて)自由なプレーをした先輩がかなり怒られていたと聞きました。

そんな高校野球界に新風です。それが、常葉大菊川。サインがないということは、選手が自分で考えてプレーをするということです。

私は野球に関しては素人です。しかし、このチームの方針には大賛成。生徒達が自分達の意思で試合をするのは、アクティブラーニングです。私の塾でも導入しようと思っていることなのです。

学習で言うと、今までなされてきた教壇に先生がたち教える。生徒は座ってそれを受講するのみ。という学習スタイルでなく、生徒が自主的に学習する方法、内容を発展させていくというものが、アクティブラーニングです。

この常葉大菊川の選手たちは、それを実践しています。この方式を野球に導入するのは、とても難しかったと思います。グラウンドにいる選手が9人いれば、9通りの考え方があります。監督がいれば、その指示に従えばいい。しかし、このチームの監督はサインを出しません。それならどうすればいいのか。選手が考えて、選手たちで戦略をまとめることも必要になります。すごいことです。

私がしきりに感心していると、元高校球児の主人は、
「ありえない。」
と言っていました。しかし、このチームは静岡県の代表となり、甲子園で1勝しました。「ありえる」のです。

次男が高校生のとき、あるチームと対戦しました。神奈川県の春大会は、予選がありました。4チームで総当たり戦をし、勝率や得失点差で上位2校が本戦に出場できます。その4チームの中に、さまざまな部活から引き抜かれた生徒で編成されたチームがありました。そして、そのチームは他のチームを対戦するとダブルスコア―で負けていました。しかし、明るいのです。監督も、生徒も。みんな楽しそうでした。忘れもしない光景がありました。次男のチームは、そのよせあつめチームに勝利しました。しかし、試合内容が悪いと監督から長いお説教をうけていました。その横を、野球道具をかついで、楽しそうに帰っていく寄せ集めチームの面々。野球の楽しさの知っているのは、彼らではないかと心底思いました。

そして、笑顔でのびのび試合をしている高校球児をみたのは、この常葉大菊川の生徒達。あの寄せ集めチームの笑顔を思い出しました。同じ笑顔。私は久しぶりに応援したいチームをみつけました。常葉大菊川。その笑顔で、甲子園を楽しんでください。

▲甲子園球場


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