こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

「こくご×紙芝居」

2022-01-19 17:46:59 | 授業の取り組み
こくごレストランの
チーム(クラス)には名前があります。

123おもしろ兄弟チーム。
4年生三人のチーム(クラス)。
2年生から、こくごレストランに通ってくれました。

当時のメンバー(生徒)の学校のクラスが1組、2組、3組で、兄弟のように仲良しなので、この名前にしました。

メンバー(生徒)が受験をするため、こくごレストランを卒業することになりました。

最後の授業は
こくご×紙芝居

まずは紙芝居をみてもらいました。

オリジナル
スペクタル家族紙芝居
「あたし」シリーズ
その2 PD
はじまり!はじまり!



「はーい。転入生のゆきちゃんです。みんなよろしくね!」
「よろしくお願いいたします。」
「そうだ、ボス!ゆきちゃんでめんどうみてあげてね。」

「ゆきちゃん、なかよくしよう!バスも一緒だし、かえったら遊ぼう!」
「うん。」

「この、遊び知ってる?ここを押して、にげるよ!」

「あれー。つかまっちゃった。」

「どうしよう。どうしよう。」

結末は考える紙芝居。


ピンポーンの効果音はガチャガチャ。

「ピンポンダッシュじゃん
とメンバー(生徒)から声が
「だから、PDというタイトルだよ」

ハハハ!
笑いがおこりました!

さて、問題です。
★ボスはなんでゆきちゃんのところに行かないのか?
★自分がボスならどうするか?
★ボスはどんな性格なのか?

これをふまえて、60文字で答えましょう!

紙芝居をみて終わりではありません。
論述です。

時間は5分。

K君の答え
ボスは怒られるから謝りに行かない。僕ならあやまりにいく。ボスの性格は、いたずら好きでビビりだと思う。

Y君
ボスは見た目だけで臆病だから出ていけないと思う。僕は、ボスと同じことをする。なぜなら、おばさんがこわそうだから。
(実際はとてもながい文章を書いており、130文字を越えていた。)

もうひとりのY君
大人が怖くてなにかされそうだからボスはあやまりにいけない。自分がボスだったら、自分のしたことは悪いから謝ります。ボスは、いい気になって調子にのっているけど、だめな性格だとおもいます。

短い時間でも、自分の考えを書けるようになっていました。

130文字を越えたY君も、このあといらない表現をはぶいて、半分の文字数にしました。

「K君のビビりという表現は話し言葉だから、言い換えてみよう!」
「臆病!僕、臆病っていったよ!」

表現を変えることも必要です。

「この紙芝居のボスは、先生のことなんだ。」
ここから昭和のピンポンダッシュと、令和のピンポンダッシュの違いについて。

「今は、カメラついてるからばれちゃう。」

とのことでした。

後半は冬休みの出来事を10分で作文にすることができました。

○冬休みの楽しかったことを3つ箇条書きにする

発表

○この中から作文のテーマをきめる

○テーマのトピックスを3つ箇条書きにする

発表

作文を書き始める。

今回はここから5分で100文字こえる文章ができました。

K君
銭湯

Y君
ポケカ人生終了

もうひとりのY君
ホテル

長風呂できないK君と、気があう私。銭湯のかつ丼が美味しくて、あっというまにたべおわったそうです。

ポケモンカード購入金額(御両親との約束)制限に達したため、今後カードを買えなくなった悲劇をドラマチックな文章にしたY君。

ホテルのプールにて、鼻に水が入ったことを書いてくれた、もうひとりのY君。これ、ツーンとしますよね。耳に水がはいってもいやだよね!という話題になりました。

今まで翌月にまたがって仕上げた作文を、短時間で仕上げるようになりました。
(こくごレストランは月に一回の授業なので)
嬉しかったです。


2年間こくごレストランはありましたが、
途中、CORONAで休校。
私の両親の介護で休校。
メンバー(生徒)やご家族にはご迷惑をおかけしてばかりでした。

当初は武蔵中原の神明神社で対面授業でしたが、2021年からリモートになりました。

変化があっても
塾を続けてくださり、
感謝しかありません。

毎月の授業、とても楽しかったです。

厳しい受験勉強を乗り越えて、成長してほしいです!

がんばってね!




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