こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[言わない]

2018-02-08 09:09:47 | 生き方
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[言わない]

有賀さつきさんがお亡くなりになりました。なんらかの病であったようですが、それを伏せていました。「言わない」という選択です。高齢のお父様が会見をされましたが、主治医はお父様にも病状を告げなかったそうです。

様々な意見があると思いますが、私は有賀さんの生き方を素晴らしいと思いました。「言わない」という選択をして、終活をし、その日に備えていらした。とても強い方だと思います。

私はそんなことができるでしょうか?私はもしも大病をしたら、主人と息子達には伏せてもらうように主治医に言うつもりでした。彼らはとても弱いので、その重圧に耐えきれないと思うからです。しかし、今回の有賀さんの報道をみていると、どなたにも告げずに治療をすることはかなり稀なことだそうです。

「言わない」という選択は、想像もできないほど大変なことだったと思います。お父様のコメントで
「手術しても、退院して元気になると思っていました。」
という部分がありました。それを聞いて、この「言わない」という選択は、間違っていなかったと思いました。お父様は、大病だと思っていなかった、いい意味でだまし通すことができたわけです。自分より年齢が若い娘が大病になったと知って、嘆き悲しむ姿を観たくなかったのでしょう。

そして、残された若いお嬢さんが、前を向いて人生を送っていただきたいです。強いお母様をもったことを誇りに思って。

有賀さんの報道は、もう終わりにしていただいたいとおもいました。彼女が病状を伏せたいという意思があり、闘病中も弱音をみせずに戦っていたことが分かったのですから、それ以上、報道すべきではないです。有賀さつきさん、お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。




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