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名も無きねこに

父の世話

2008-11-10 23:14:47 | わたし
父が白内障を患い、手術を受けることになり、
説明会に付き添った。
病院の隅、わたし達を含めた八名は膝を
付き合わせるほど狭い一室に詰め込まれていた。
父と同じ日程で同じ手術を受ける患者は他に三人、
どの患者も年配だ。

説明によれば手術そのものはごく簡単で、
水晶体を超音波で砕いて吸引し、
人工レンズを挿入して固定し終えるまで、
大体十五分で終了する。

術そのものは一般的なものだろうし、心配していないのだが、
術前術後の諸注意を父が守れるか、不安がある。

古い生まれの人間なので、衛生観念が無く、
トイレで用を足しても手を洗わず食べ物を触るのに
抵抗を感じないという具合なので、
術後に眼内炎に感染し、下手をすると失明なども、
あながち考えられない話でもない。

年配の患者にあまり難しい話にならないよう看護士が丁寧に
説明している最中も、父は配布された資料を適当にながめていて、
きちんと聴いていたのか、やや疑問だ。

家族が見張っていないと、安心ならない。

病院での待ち時間は、" Easy French Reader "
(R. de Roussy de Sales, McGraw-Hill, 2004) を読んで過ごした。
確かに、語彙・文法事項は簡単すぎるところもあるのだが、
complete sentences で答えよという形式の問題は、
作文練習になり、それなりにやり応えがある。
出てくる語彙・語法全部を覚えているわけではないので、
この教材と、『フランス文法の入門』を暗記して、今後の勉強のために、
基礎を磐石のものとしたい、なぁ。
超短期的な目標として、今月内に " Easy French Reader "を終えたい。
『入門』はそれからだろう。
コメント (2)
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