兄と母の見舞いに行ってきた。
母を見てくれているナースさんに話を聞けた。
先週の入院以来、食事も全量10割を摂れていて熱も無い。
抗生剤を点滴投与していたのは明日から内服に変えるそう。
本人の意識も入院時よりはっきりしていて、
兄の事はあまり思い出せないようだったが話は出来た。
素人目には退院も可能に思えた。
兄もわたしも一安心して病院を後にして、近くのターミナル駅に移動した。
軽く飲みながらいろいろと話す内、いつの間にか夜になっていた。
兄と別れて帰宅すると、玄関の脇にサリエリ先生がいた。
撫でようとしたらひっかかれそうになった。
ニヤニヤと鳴くばかりで何が望みなのか、相変わらずわからなかった。