犬犬亭のスピード出前

スピード勝負の犬犬亭。あったかいうちに届かなければ、料金はいただきません。
出前の途中でもお昼寝、寄り道の猫猫軒にとって手ごわい商売相手ですが、猫猫軒には一定数の固定客がいるので、のんびり営業しています。
※下のゆうさんのコメントをヒントにいただきました。

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猫猫軒の出前

お昼時の通りを自転車で出前に行く店の人の姿を見ていたら、なんとなく頭の中で猫に置き換えてしまいました。

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冬の渚

 火曜日は、天気がよくて暖かかったので、守山の美崎公園へ行った。美崎公園は、琵琶湖の東岸にある自然公園で、去年も同じ日に行ったけれど、いつ行っても、空や水が広く青くて光があって、家にこもってもやもやしていた気分がすっきりとする。
 となりのなぎさ公園には菜の花畑があって、去年見たときには花がとても濃い黄色に思われたのだけれど、今年はまだ咲きはじめたばかりであるからか、朝の太陽を思わせるような爽やかな色をしていた。その黄色い花の雲の向こうに、対岸の比良山系が、少し雪をかぶって、とても近く見えた。
 白い砂浜を歩いて、黒っぽい大きな二枚貝や小さな二枚貝、タニシみたいな巻貝の貝殻が半分砂に埋もれているのを、探し出して拾った。歩くたびに、細かい砂が靴底のかかとの下で崩れた。
 こんなに寒い季節なのに、湖の上で水上スキーをしている人がいて、水に落っこちても寒くないのかしらと見ていたら、目の前でUターンして、右手の木立の向こうへ消えた。帰るころに、ふたたび水上スキーを引っ張った赤いモーターボートが木立の向こうから出てきたけれど、もうスキー板に人は乗っていなくて、ただ板だけが波を切って水面を滑っているのが、なんだかおかしいように思われた。
(絵の猫はフィクションです。)


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熱烈歓迎

 最近みゆちゃんは愛想がよくて、外出から帰ってくると、熱烈に「お帰り」をしてくれる。ごろごろ言って擦り寄ってくるから、頭をなでようとすると、後ろ足で立ち上がって自分から頭を押し付けてくる。こちらが身をかがめると、その背中に飛び乗ってくる。布団の上に顔の横を擦り付けて、そのままごろんとお腹を出してひっくり返る。
 みゆちゃんがそれほど歓迎してくれているのだから、こちらも同じくらいの情熱を持って応えるのが礼儀と思って、寝転んだみゆちゃんの、ふわふわしたお腹とか横顔に顔をうずめてごしごしする。柔らかくてとても気持ちがいいけれど、そういう情熱的な接触をすると、やっぱり猫アレルギーが出る。そのあと何時間も、目と口の中がひどくかゆくて、鼻はぐずぐずするけれど、それでもやっぱりみゆちゃんの歓迎はうれしいから、それに応えて顔ごしごしはやめられない。

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みゆちゃんの朝寝坊

 近ごろ、朝の人間が起きる時間になっても、みゆちゃんは専用ベッドであるにせ猫ちぐらから出てこないことが多い。
 そっとのぞいてみると、後ろ足を両前足で抱え込んでぐっすり寝ていて、顔も上げない。どこか調子が悪いのかしらと心配になるのだけれど、10時くらいになって、ようやく伸びをしながら這い出してくると、庭へ降りてなにかを追いかけたりと、別に普段と変わった様子もない。
 そういうときに、部屋のあちこちをよく観察してみると、うさぎの毛のおもちゃがいつもと違うところにあったり、テーブルの上の小物入れに入れてあったはずのビニタイがテーブルの足のそばに落ちていたり、息子が拾ってきたどんぐりがひとつ猫トイレの横に転がっていたりと、みゆちゃんが夜中に遊んでいたらしい痕跡がいろいろと見つかって、そのために朝寝坊したのだということがわかる。
 いったい、夜中のいつ頃起きだして、どんなふうに気が向いて一人で遊んで、そしてまた眠くなって寝てしまうのか、できることならカメラでも設置して見てみたい気がするけれど、そんなことはまあ無理だから、おそらく謎のままなのだろうと思う。

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庭の山茶花

 家の前と裏庭に生えている山茶花の木は、まったく世話などしていないのに毎年この時期になるとたくさん花をつけてくれる、無精者の私にとってとてもありがたい木なのだけれど、たくさん咲く分落ちる花びらの量も多いから、しょっちゅう掃除をしなければならない。年末年始に木枯らしが吹いたときなどは、掃いても掃いてもどんどん散って前の道に飛んでいくから大変であった。
 といっても、やっぱり利点の方が多くて、メジロは花の蜜を吸うために毎日庭を訪れてくれるし、一輪折って机の上に挿しておくと、ときどき顔を上げて、花びらの赤い色や、黄色いおしべがたくさん並んだ王冠の形などを眺めることが出来る。
 もっとも、机の上に置いておくと、危険である。花瓶の水の好きなみゆちゃんが登ってきて、一輪挿しの狭い口から鼻を突っ込もうとするが、到底飲むことは出来ず、おでこに花粉がついて、白い毛が黄色くなってしまっている。
 何度か花瓶を倒されたことがあるから、今では、散歩の途中に通りがかった雑貨屋の店先で見つけた、青い模様の入った壁掛けの一輪挿しに挿している。


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成ニャンの日

満一歳、というところでしょうか。

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冬用あったか猫壁紙

寒い冬に、ぽかぽかあったかい猫壁紙はいかがですか。
(使い回しですが…)
ダウンロードはこちら

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猫と抱っこ

 かろうじてみゆちゃんを抱っこできるようになった息子が、みゆちゃんを抱っこしたがるのですが、みゆちゃんはもともと抱っこ嫌い。みゆちゃんにお願いしてちょっと抱っこさせてもらうと、5秒くらいはお愛想にがまんしてから、「降ろして欲しいニャ~」。
 どっちが抱っこして抱っこされてるのだかわからないような大小関係なので、「猫と抱っこ」としました。

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ハイテンション・ペンギン

 5、6羽ほどいるペンギンのうち、他のものはみんな水から上がって日向ぼっこをしているのに、一羽だけ、プールの中で泳いでいるのがいた。それも、少し変わった泳ぎ方をしている。おなかを下にして、頭を出して泳ぐ姿はよく見るけれど、そのペンギンは、身体をよじっておなかを上に出している。羽の下をくちばしでこすっていたから、どこかかゆいのだろうけれど、それで苛々しているのか、ただ掻いているというよりも、身体を右に左にせわしなくよじって、ハイテンポなシンクロの演技みたいである。すると突然、ペンギンは水の中にもぐると、恐ろしいほどの速さでプールをぐるぐると回り始めた。南極の海中をすごいスピードで泳ぐペンギンの映像が時々テレビで流れるけれど、まさにあんなふうな勢いで、ときどき息継ぎをするのか、まるでイルカみたいに水の上へ飛び出したかと思うと、また美しい流線型を保ったまま水に潜り込んで、あっというまに反対側に達している。ときどきどうやっているのかわからないほどすばやく方向転換をして、逆回りをする。見ている人は、みんな嘆息をもらしながら、目が離せないでいた。
 あとで、通りがかった飼育員の人にその様子を話して、そのペンギンの行動の意味についてたずねたら、自分はまだペンギンの担当になったことはないけれど、たぶんテンションが上がっていたのだろうということだった。
 まるで、猫がはしゃいで廊下をだーっと駆けていくようで、ペンギンというのは、その姿の通りやっぱり愉快な鳥だと思う。


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