今、上野でフェルメールが2作品、観られます。
ひとつは西洋美術館の「ベルリン国立美術館展」
そして、もうひとつが東京都美術館の「マウリッツハイス美術館展」
例の「真珠の耳飾りの少女」が、こちらです。
観たいな、とは思いますが、その混み具合を考えただけで、
もう完全に行く気が失せて、
それなら、こっちは絶対空いてるぞ、と、
狙いを定めて、今日の午後「ベルリン」の方に行ってきました。
こっちは、「真珠の首飾りの少女」が来ています。
平日の午後、それもすぐ近くでスーパースターが来日中。
(あっちは、平日の午後で、入館1時間待ちだそう)
よっしゃぁ、
これなら、ぜーーったい、空いてるぞ、
ゆーーっくり、フェルメールを観てくるぞ!
と行ったのですが・・・。
なんで日本人って、こんなにフェルメールが好きなんだ???
って、人のことは言えないけど、
ものすごい混雑でした
ぶっちゃけ、美術展の内容としてはイマイチ、というか、
サブタイトルが「学べるヨーロッパ美術の400年」というだけあって、
・・・お勉強してる感じで
宗教的、政治的見地からの考察も、勉強にはなったけど、
私は単に絵さえ観られたらいいので、
かえって興味がそがれちゃった感じでした。
でもね、でもねっ!
このフェルメール、むちゃくちゃ素敵でした~。
写真や映像では伝わらないものがあって、
ただただ見とれてしまいました。
といっても、すごい人だかりなので、
微妙な角度に陣取って観ていたんですが、
うーーむ、これは観てよかった。
フェルメールもずいぶん観ましたが、
本物観ても写真と変わらないな、って作品もありました。
(あくまでも私個人の感覚です)
それが、これは全然違った。
これだけで行ってよかった!
・・・っていうことは、
「耳飾り」の方もさぞや・・・、
いやいや、あの混み具合じゃ、行ったって観られっこない。
時間もないし、これで終わりにしておこう。
それにしても、同じ上野、それもタイトルが、
「耳飾り」と「首飾り」との違いだけ、
混乱しないのかなと思っていたら、案の定。
チケットブース付近では、スタッフの声がずっと響き渡っていました。
「こちらは西洋美術館です。「ベルリン国立美術館展」です!」
「マウリッツハイス美術館展はこちらではありません!」
「“真珠の耳飾りの少女”はこちらではご覧になれません!!」
そりゃぁ、間違う人もいるでしょう。
現に、我々がチケットを買うまでの間でも、
「こちらではありません!」
と言われている人が2人。
「耳飾り」の方の写真を手に持ったスタッフが、
「この絵は、こちらには、あ・り・ま・せ・ん!!」
と、怒鳴ってるっていうのも、なんかヘン(笑)
普通は、
自分のところの目玉作品の写真を持つものだろうけど。
本当に、どうしてこんな紛らわしいことをやったんでしょうね。
ま、なにはともあれ、「ゲージツの秋」第一弾、終了。
来週は・・・落語の稽古しなきゃぁ!
(もしかして私、ずっと遊んでる??)
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