舞台の上で展開する物語と、
実際の季節が違ったりすると、
なかなか物語に入り込めない、
なんてことがあります。
でも、もっとシンドイのは、
舞台の上の役者で・・・、
という話をしかけて、
内容にも入らずに終わっていたんでした。
つまり、我慢ネタなのですが・・・、
ご存じの通り、舞台の上って暑いんです。
ライトがたくさん当たってる上に、
舞台上はあまり空調が効かない、
・・・というか、効いててもわからないくらい、暑い。
だから、薄い衣裳なんかは、別にいいんですね。
がっつり肌を出しても、寒くない。
(そんなもん見せるな、というのは別)
反対に、ぶ厚い衣裳は、本当につらい。
ずいぶん前に、「死体ネタ」で、
サスペンスの話を書きましたが、
(このあたりです)
あの公演がたしか9月初旬。
残暑厳しい彼岸前でした。
そして、舞台は晩秋の山のトンネルの中。
そのトンネルが落盤事故で、車もろとも、
さまざまな人生を持つ十数人が閉じ込められる。
・・・という設定でした。
「こんなに山が寒いとは思わなかったわ」
なんて台詞もあって、
閉じ込められて、日が落ちるにつれ、
凍えそうな寒さに襲われた人々の、
恐怖や絶望はいよいよ増していく・・・。
というお話なのですが・・・、
楽屋ではTシャツ1枚で、
「おはよーございまーす。今日も暑いねー」
なんて挨拶してる状況。
会場はクーラーがあるというものの、
我々の衣裳は、
厚手のカーディガンや冬物ジャケット、
首にはスカーフ(これが暑い!)
着るだけでブワーッと汗がにじみます。
その格好で、逃げ回ったり、泣いたり叫んだり。
・・・でも、まぁここまでなら、
わざわざ書くほどの話じゃありません。
単に、暑いときに厚い衣裳、というだけのことですから。
それがですね。
ここで役者たちの、
とんでもない攻防戦が展開されたのでゴザイマス。
(つづく)
カウンセラーCHACOのブログ、アップ中
よかったら、お立ち寄りください
「ラクがいちばん!」
今回のテーマ
「人のミスをどこまで許せるか?」
人気ブログランキング
ブログランキング参加中。
よろしければ、クリックを!