望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台の裏のウラ話・その22

2012-09-24 01:26:28 | 舞台・ウラ話
 
ということで、7か月余りのブランクの後、
またちょっとずつ、
昔のウラ話を書いていきたいと思います。


結局、衣裳ネタの途中で中断しちゃったので、
当然、ここから始めるのですが、
なぜ、そんなに衣裳ネタが多いか、といえば、

芝居の衣裳というのは、かなりの部分、
役者の我慢で成り立っているからなんですね~。

前回書いた、きついスカートを無理やり、
みたいなアホな我慢は別ですけど、
いろいろ、何かと我慢は多い。

そりゃそうですよね。
生身の人間が、現実ではない世界を生きて、

それを観て頂くワケですから、
ひずみはあって当たり前なんです。


でも、何も今、これじゃなくても、
みたいな芝居に遭遇することがありませんか?
春にクリスマスの芝居、とか。

やりたかったんだろうけど、
もうちょっと考えたら?
って言いたくなるような 


やっぱりシーズンって大事だと思います。

まぁ、雪が降っているときに、
舞台だけ南国だったりすると、
それはそれでホッとしたりしますけど、


たいがいは、
それぞれの皮膚感覚とズレていたりすると、
どうも、
すらっと物語に入り込めなかったりします。


汗だくになっているときに、
寒い時期の芝居をされると、
なんか暑苦しくてたまらなかったり。

いや、それ以上に、
役者さんに同情しちゃうんですね。


どうも芝居に入り込めない悪い癖があって(職業病?)
素の役者さんの気持ちとか、ウラの大変さとか、

そうそう、死に方のうまさとか、
なんとなくズレたところで観ちゃうんです。



でもね、本当に、時期の違う芝居って、
役者にとっては残酷なんですよ~。

・・・ということで、
次には、こんな我慢ネタを。
(結局、内容に入らなかった


        (つづく)








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