場当りの話を延々と続けていますが、
場当たりの最重要課題は、
演出家とスタッフ間の打ち合わせ。
つまり、芝居は、いらないんです。
なので基本、役者の芝居は一切なし。
出のきっかけとか、
暗転でハケる動線とか、
道具の出し入れとか、
それに関わる芝居はさせてもらえますが、
それ以外の
<フツーに芝居やってるだけ>のシーンは、
全部カットされます
でもね、
我々役者からしてみたら、
ホントはものすごく稽古したいんです!
だって、たいがい、
翌日が初日なんですよ!
「もう十分、稽古したから大丈夫」
なんて思える公演は絶対にないので、
とにかく不安で、
稽古したくて仕方がない。
だから、
「このシーンは芝居も続けます」
なんて言われたら大喜び!
だって、
全部そろった状態で稽古できるのって、
この機会を逃したら、
ゲネプロまでないんですから。
小さくて見えにくいでしょうが、
病院のシーンで、懸命に演技しています。
ここは照明の切り替えが複雑で、
全部通して稽古ができたんですね~
一方、このシーンでは、
台上の病院チーム、完全に素に戻ってます。
これは前の編集者チームだけのシーン。
照明か何かに変更が出て、
前のチームだけで同じシーンを繰り返してる、
そんな感じですね。
後ろのチームは、待ってるうちに、
まぁ、けっこう緩んでますな~(笑)
本番のときにも、
見えない幕の裏でスタンバイしていますが、
本番ではこんなに緩んではおりません!
ということで、この勢いで、
明日からもしばらく、
舞台の写真を続けます
<つづく>
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