望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「カミサマ」ウラ話・とりあえず稽古場から(その7)

2017-03-16 14:20:41 | 舞台・ウラ話

昨日、1日抜けました~
一昨日からのつづきです。

      

一応、普通に芝居はしているものの、
高槻さんの顔を見ると、
あ~、どうしてもパンパースが~

なんとか、その日の通し稽古を、
必死の思いで乗り切りましたが、


すべて終わった、ダメ出しのとき、
主宰から言われました。

「道子。今日なんか銀次郎に怖かったよね?」

「あれ、やっぱりそうでした?」

 (だよね~)

笑わないでおこうと頑張れば、
そりゃ、いつもより怖くなるさ。


「あの、ものすごくバカバカしいことなんですけど、
 実は・・・」

と、パンパースの一件をバラすと、

「ホントにバカバカしすぎ」
と、みんなにさんざん笑われました。

「ひっどいなー」
と高槻さんも笑うしかない。

と、主宰が、

「はーい、わかりました。
 じゃあこれから、
 おでこにパンパースと貼ってもらいましょう。
 そのシールはこちらで用意します」

ダメ出しで、
ここまで乗ってくれる主宰も珍しい(笑)


なお、

「そのシールはこちらで用意します」
 みたいな言い方は、決まり文句なんですね。

「じゃぁ、そこでライター使って下さい。
 ライターはこちらで用意します」
・・・なんて調子で、よく使います。


もっとも、こういうネタの場合、
本番で思い出しちゃったりしたら、
エラいことになります。

実際、そういうことも結構あります。

でも、さすがに本番では、思い出す事もなく、
無事、終了いたしました


ちなみに、高槻さんは、
これまでも何度か書いている通り、
ウルトラマンでブレイクした役者さん。


でもね、本当にできた方なんです。

ヘンな言い方ですけど、
ハタチそこそこでブレイクした人って、
無駄にプライドが高くて、
お前らとは違うんだ、みたいな人もいるんですが、

高槻さんは、まったくそういうところのない方で、
共演者として本当に助かりました。

反対にあんまりイジられて、
かわいそうだったけど(笑)

でも、若い子たち、
イジリながらも、ちゃんと尊敬していましたよ!


拝む銀次郎(高槻さん)


奥で真剣な表情でそれを観ている3人。
巣穴から外を見ているプレーリ-ドック、
・・・に見えたのは私だけ?


        (つづく)






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