そして、台本の本文に入ると、
今度はアクセントとの苦闘の跡が。
いつもの私の台本は、「とにかく付箋!」なのですが、
今回はあまり使いませんでした。
津軽弁の書き込みが多すぎて、
付箋がジャマになったから
いや~、もう、とにかく難しかったぁ。
ネイティブの方に入れてもらったCDは、
聞きすぎて、夢にまで出てきました。
でも、このCDを聴くまでは、
何とかいける、と思ってたんですね~。
というのも、私、「あまちゃん」フリークで、
けっこう東北弁に耳が慣れてたんです。
まぁ、あれは下北弁の方なんですが、
津軽弁だって、そんなに違わないでしょ、って。
ははは・・・、
甘すぎじゃ・・・。
忘れもしない、12月1日の顔合わせ。
そこでCDをもらって、
その夜、聴いてみたときのショックったら!
なんとなく、それっぽいアクセントで覚えていた分、
台詞までがフッ飛びました。
ははははは~~~~~。
笑うしかない。
あんまりつかみにくい音の動きは、
苦し紛れに音階つけて覚えたり(笑)
そして、あんまり複雑な言葉は、
ひとつのセンテンスをイントネーションから丸暗記!
だから一度止まると・・・もう何が何やらわからなくなる!
方言芝居はアドリブがきかないと、
ここにもよく書いていますが、
「ねぇ、津軽弁、喋ってみて」
なんて言われても、
結局、最後まで、まったく喋れませんでした。
恐るべし、津軽の言葉!
(つづく)
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