まだあるんです。
リモートウラ話。
お次は小道具でゴザイマス。
あ、でも、小道具の問題は、
最初から、わかっていました。
で、どうするんだろうなぁ、と思っていました。
だって、普通の芝居なら、
目の前の相手に「はい」と渡せばいいものが、
・・・相手がいない

「はい」ともらうにも、
・・・ブツがない

これの解決法は実にシンプルで、
「同じものをそれぞれで用意する」
ま、それ以外ありませんよね。
たとえば、最初に、
「卒園証書」なるものが出てくるんですが、
これは「A4の紙を丸めて緑のリボンで結ぶ」
という指示の元、それぞれ用意しまして、

それが上から落ちてくるというシーンでは、
自分で放り投げて、キャッチした部分だけを使う、
という方法で、うまくいきました。
はい。
パセリ役の3人は、何度も何度も、
丸めた紙を上に放り投げて、
まるで落ちてきたかのようにキャッチ!
を繰り返しました。
そう。
それ自体は、何も問題もなかったのです。
ただ、この撮影の前から、演出家が、
「なんだろう、この音。
なんか変な音しない?」
と言い始めて・・・。
確かに、耳をすましてみると、
低く「がーーー」という音が聞こえている・・・。
でも、誰の家も、
周りで工事はやってない、とのこと。
工事じゃなくてよかったね、と言いながら、
しばし、それぞれの家で音の場所を探したのですが、
結局、わからずじまい。
だけど・・・、
その時、ふと思いました。
これが工事だったら、どうしたんだろう?
工事をやめさせるワケにはいかないし、
撮影をやめるワケにもいかない。
どうするんだろうなぁ、こういう時。
そういえば、
もうなくなってしまった劇場なのですが、
お祭りとぶつかったことがあったんですよね~。
・・・って、うわーー、
これ、大脱線の予感~~~


<つづく>


人気ブログランキング
よろしければ、

