いつも前を通るお宅。
毎年この時期には、
トランペットツリーがきれいに花を咲かせます。
だけど、今年は特に気候と相性が良かったのか、
もうこれでもかというほどの満開で、

少し夕暮れにさしかかった頃に通りかかると、
夕日に一段と黄色が強く映えて、
本物の金色のトランペットのよう。
と、
これまで気がつかなかった別のお宅にも!
こちらはなんと、白と黄色の両方。

ちょっと枯れ気味でしたが、
花の数は、ここでもかなりのもの。
そういえば、名前だけしか知らないけど、
本当はどんな花なんだろう?
・・・と、調べてみたら、
なんと、朝鮮朝顔の一種でした。
ということは、もしや・・・、
と思ったらやっぱり、
すべての部分に強い毒があるので、
扱いには十分注意してください。
そして、
江戸時代の医学者である華岡青洲は、
本種を主成分としていた精製した麻酔薬、
「通仙散」を使用していた。
おおっ、「華岡青洲の妻」の、あの麻酔薬!
「朝鮮朝顔イコール毒」ということが、
どこかしら記憶の隅に引っかかっていたのは、
あの小説の影響だったのかも。
いや、もしかすると、
小さい頃にテレビで見た、
「華岡青洲の妻」の舞台中継の記憶だったのかも。
姑役の杉村春子さんの存在感の凄さに、
子供ながら釘付けになった記憶が。
・・・って、やっぱり芝居につながる私(笑)
しかし何であれ、
こっそり、ひとつ持って帰ろうなんて、思わなくてよかった!


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