東京での仕事も無事終え、昨日は渋谷のBunkamuraに「ティアラ展」へ。実は、プランタン銀座のフェアの最中、お客様のお一人から見に行ってこられたお話を伺い、「せっかくだから東京にいるうちに!」と名古屋へ帰る直前に行ってきました。
久し振りの渋谷。その昔、美大生だった頃には、よく名古屋から東京へ展覧会を見に来たついでに渋谷でショッピングをしたものですが(今からウン十年前の昔、私が若かりし頃の名古屋には、まだ東急ハンズもパルコもロフトもありませんでした。今では全部ありますけどネ。)、ここ最近、渋谷には足を踏み入れたことはありませんでした。今回は車で訪れたのですが、まず相変わらずなスクランブル交差点の人の多さに辟易しつつ、Bunkamuraまでの最近の渋谷の様子にびっくりしながら到着しました。
会場に足を踏み入れると、平日にもかかわらず沢山の人、人、人。ほとんどが女性です。そして、「これでもか!」とばかりにダイヤや宝石をあしらったティアラの数々!なんと100点も集められたのだそう。もちろんすべてが正真正銘のアンティーク、しかも王族や貴族伝来のものです。日頃アンティークジュエリーを見慣れている私達ですが、その豪華さや細工の繊細さに圧倒され、興奮状態で「ねぇ、ちょっとこれ見て!全部ミル打ちされてる!!」「こんな大きいローズカットなんてあるんだ!」「あ、これトレンブランじゃないの?」「このエナメル綺麗~!!」「こ、この裏側の細工凄い!」等々、いちいち二人でかしましく感想を述べつつ見て回りました。やはり、ジュエリーの中でも最大の大きさを誇るアイテムのティアラ、当時の職人の技術の粋を結集させたものだということを再確認しました。
そんな沢山のティアラの中で私が気に入ったものは、ごくごく小さなサイズ。ダイヤで出来た野薔薇のトレンブランが可愛らしいティアラとヴィクトリアンらしいルビーとダイヤでかたどったスターバーストを沢山あしらったティアラ。(この二つ、豪華というよりとってもラヴリーなのです!)この「ティアラ展」、まだまだ3月18日までBunkamuraで開催の後、新潟と京都にも巡回するようです。
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