さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

お人形展

2007-08-31 | 日常生活

 今日はお昼間、サロンを抜けてデートしてしまいました。と言っても男性とではなくお相手はお友達の富野さん。みんなで揃ってご飯を食べることはあっても、一緒にふたりでお昼間お出掛けするのは久し振りのこと。今日の河村はサロンでお留守番。久々のガールズトークのランチとなりました。

 今日のお出当ては、アンティークのお人形を扱うショップとして有名な広島にある星ビルの名古屋での展示会と辻村寿三郎の新作人形展、お人形展のハシゴです。

 まずは、星ビルの沢山のアンティークドールにため息。私は古い衣装に使われているハンドメイドのレースに、富野さんはお人形の表情はもちろんですが、ドレスそのものやお帽子などのコスチュームに、それぞれ興味津々。とりわけ、元々は星ビルのコレクションだったという、それはそれはノーブルなブリュージューンに私達の目は釘付けでした。

 そしてランチを挟んだ後、向かったのは辻村寿三郎の新作展。辻村寿三郎といえば、子供時代にNHKの人形劇「真田十勇士」で育った世代です。(歳がバレちゃいますね。)初めて間近で見る寿三郎の作品は、それは素晴らしい出来栄えのものばかりでした。何が素晴らしいかといえば、その衣装に使われている古布の美しいこと。しかも襟や着物、帯や小物にいたるまで、その素材感の美しさ、色合いのぴったり合わせていることといったら。帯は重厚な織生地、着物の柄はお人形の大きなによく合う「こんな小さくてこんな凝った柄よくあったわね!」と感心してしまうようなものばかり。ちらりと組み合わせてある小物も、みなアンティークとおぼしきものばかりでした。これだけのお人形を作るには、膨大な古布のストックがあるはずで、その様子を想像すると頭がクラクラしてしまいます。

 時代人形ではなく、「平成アール・デコ」と名付けられた新作の現代人形には、染めたアンティークのブリュッセル・アプリカシオンのレースが使われていたり…。ただ古い素材を使うだけでなく、ひとひねり、ふたひねりある使い方に感心してしまいました。

 様々な意味で勉強になった今日のお人形展のハシゴ。誘ってくださった富野さんに感謝!

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お帽子好きの富野さんと私。今日は打ち合わせをした訳ではないのに、ふたりとも頭に帽子を被って待ち合わせ場所に集合しました。「あ、そのモチーフ可愛い!」富野さんはパープルのモチーフのついた可愛いアイボリーのニット帽。モチーフはご自身で付けたのだそうです。 

右側に「おすすめアイテム♪」のコーナーを設置してみました。クルクル動いてちょっとうるさいかしら?

 

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