さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

カタログが届きました! 

2009-02-24 | アンティーク

       20090224

 先日私が「行きたかった~!」とこのブログでも叫んでいた(笑)目黒区美術館の「祝祭の衣装展  ロココ時代のフランス宮廷を中心に」のカタログが思いがけずサロンに届きました。送って下さったキトクな方は、首都圏在住のお馴染みのお客様。行くことが出来なかった私の願いを聞き届け、美術館に見に行かれた折に、わざわざ私の分も買ってきて下さったのです。(お送りいただいたI 様、本当にありがとうございました!)

 早速カタログを開いてみると、期待したとおり18世紀のローブ・ア・ラ・フランセーズやアビ・ア・ラ・フランセーズがいっぱい!(日本の美術館の開催なので、当然といえば当然なのですが)こうしたドレスの資料が日本語で書いてあることにも感激です。また、実際に立体のドレスを見ている訳ではなくカタログなので特にそう思うのかもしれませんが、本当にこの時代の衣装はリヨンで織られたシルクの織り生地が素晴らしいのです。テキスタイル好きの方はどうぞお見逃し無く!また、ドレスの襟飾りやアンガシャント(袖飾り)などに一部当時のアンティークレースもあしらわれている模様。特に、アンティークではお馴染みのアイテム、レースのラペットもマネキンに飾られているので、18世紀当時、実際にどのように使われていたかが分かって興味深いと思います。

 そうそう、実際に見に行かれた大のドレス好きの方からの情報によるとマネキンに履かされている18世紀のシューズにも注目だそうですよ。

エンジェルコレクションのホームページへ