さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

やっと帰ってきました!

2009-10-05 | 

 お陰様で昨日までの京都大アンティークフェアも終了し、今日は珍しく余分に一泊して京都でお楽しみを。今回は、いつも銀座でお世話になっている銀座アンティークギャラリーの(食通の!)おふたりに誘われて、こちらのお店へ。

 まずは約束の時間まで朝から美味しそうなものがいっぱい並ぶ錦市場をひやかし、京都へ来る度に時々足を運ぶフランソワ喫茶室へ。ゆっくりコーヒーをいただいた後は、三条辺りをブラブラし、約束の時間にお店に集合!

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通された円卓のお部屋は二階なのにもかかわらず、窓の外に小さなお庭が。そして出てきたお料理の数々はどうぞ画像でご覧をあれ。

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口取りは鯖寿司。鯖寿司の美味しさはもちろん、ぎんなんの色の美しさと香ばしさが印象的でした。

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お刺身は五品、白身とイカの淡泊な味わい、赤身とトロの濃厚な美味しさ、それぞれ堪能できました。

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鱧のお椀も京都らしさが漂います。鱧と梅肉の色の対比も美しいですね。

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名物の甘鯛蒸飯。お餅の食感に、中に隠された百合根と甘鯛の上品な薄味、わさびがアクセントです。

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今日の揚物は蓑虫揚げ。白魚、海老、舞茸、しし唐、どれもカサカサとした食感が美味しかったです。

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茗荷の香りがかすかに立ち上る鰻の柳川鍋。もうこの時点でお腹がいっぱいです。

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炊きたてのかやくご飯。京都のおつけものって美味しいんですよね。

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お待ちかねの水物はなんと六種!バニラのアイスクリーム、グレープフルーツと巨峰、ココナツのソルベ、わらび餅、チョコレートのババロア、栗蒸し羊羹。このパンチの効いたデザートにびっくり。どれも美味しかったのですが、もう十分。タラフク食べました。しばらく質素な食生活を送りたいと思います。(笑)

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 最後に、今回のサカザキの京土産。 藤紫、緑青、珊瑚色の美しい木版のカードは400年以上前から伝わる唐紙、唐長のもの。昔ながらの顔料や雲母を使って刷ってあって、それぞれの模様に意味があるのです。額装して並べて飾ったら素敵かな、と。右側の 銅の打ち出しのぐいのみは有次で。なんと、無料で名前を入れてくれるのですよ!早速「雅子」と入れて貰ってご満悦。以前、 銀座の艸(そう)で冷酒をいただいたときに、こんな銅のぐい飲みで出てきたことがあり、それ以来同じようなものが欲しかったのです。本当は同じ銅製のちろりも欲しかったのだけど、そちらはまた次回のお楽しみに。

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