お休みの今日、寝坊してしまったため遠出はせず、南青山へ。元々、岡本太郎記念館と根津美術館を行こうと予定していたのですが、岡本太郎博物館を見た後はそれだけですっかり満足してしまい、結局その後骨董通りを散策して帰ってきました。
岡本太郎の自宅アトリエだった岡本太郎博物館は昭和29年築。大きなタブローは展示されていませんでしたが、今でも岡本太郎自身がいるような雰囲気が漂うその建物はどことなく懐かしい感じ。そして作品の数々が置かれたお庭はまるで怪獣が沢山いるようで楽しい!何年か前に七尾の美術館で見た大回顧展の大作を思い出しました。
日本では「芸術は爆発だ~!」で有名な岡本太郎ですが、若い頃にフランス留学をした折には、小学校に入ってフランス語をマスターし、とてもフェミニストだったとか。どうも青山のお洒落なエリアより、作品を見ると元気になれる泥臭くてパワフルな岡本太郎に惹かれてしまうのでした。
玄関先に置いてあった作品。小動物みたいで可愛い!
お庭にはこの通り怪獣でいっぱいです!
怪獣の目玉の中に怪しい人影が…。
リビングも作品でいっぱい。怪しい(楽しい)物達と共に太郎さんと養女だった岡本敏子さんの遺影も飾られていました。
こちらは実際の仕事場だったアトリエ。吹き抜けになった1階と2階にびっしりキャンバスが置かれていました。