さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

今日は「秘密の花園」へ

2016-05-11 | お江戸散歩

 今日はお休みの水曜日!薔薇の季節の恒例、今日は以前お客様に教えていただいた日本橋の「秘密の花園」へ出掛けました。

 名古屋に住んでいた頃は、薔薇作りを趣味にしている父のお陰で、常時家に薔薇の花が絶えることがなく、それを特別なこととは思っていませんでした。東京に住むようになり、薔薇を恋しく思っていることをお客様にお話ししたところ、こちらの場所を教えていただきました。(お花屋さんの薔薇の花は、どうも工場生産のように思えてあまり好きではないのです。お庭に咲いた園芸種の薔薇が好きです。)

 そして今日はゆうべの雨に打たれたとはいえ、まだまだ綺麗なお花に囲まれ、幸せなひとときを味わってきました。先日、私が先輩と慕う作家さん方が、「もう、今さら本当に美しい物しか見たくないの。」とおっしゃっていたことを思い出し、薔薇のお花を眺めながら「どうしてこんなに美しいのでしょう!?」と、幸福感と共に不思議な気持ちを味わいました。

 「秘密の花園」は日本橋の三越屋上。ビルに囲まれた花園ですが、どなたもお楽しみいただくことが出来ますよ。(こちらのお花は全部鉢植えなので、もちろんご購入いただくことも出来ますよ!)

向こう側にビルの見える「秘密の花園」です。

「アン・ソフィー・ピック、」そういえば以前この花にそっくりなアンティークのコサージュを扱ったことがあります。

「つきよみ」と日本語のお名前の付いた薔薇。まるで花手鞠のようです。

 

丸みのあるお花が可愛い「ロイヤルジュビリー」。イギリスに関係の深い名前なので、イギリスで品種改良されたのでしょうか?

この斑入りのお花は「ソルベ・フランボワーズ」、お名前の通りカシスのシャーベットとアイスクリームをミックスしたみたいなお花!思わず食べたくなってしまいました。

その名は「ルイ14世」。そのシックな濃い色合いも素敵ですし、画像では分かりにくいのですが、ビロードのような花びらの光沢が素晴らしいのです!

 「アルンウィック・キャッスル」はまるでルドゥテの「薔薇の図譜」に出てくるようなクラシカルなお花。ずっと以前、パリの郊外のバガテル庭園を訪れたことを思い出しました。

 カップ咲きの可愛いピンクのお花は「アンジェラ」。愛らしい天使を思わせる名前ですね。

 “Plum”の名前は「すもも」の意味。きっとモモのお花に似ていることからこの名前が付いたのでしょうね。

デリケートなアプリコットの色合いの花は「マリー・ルイーズ・ル・ラメー」の名前。「フランダースの犬」の著者でもある女性作家の名前が付けられています。 

 こんな風にただいま花盛り。ひとつひとつ薔薇の香りも楽しみ、堪能しました。薔薇ってお花によって全然香りが違うんですよね。

昭和10年に立てられた日本橋三越の建物。当時は、それはハイカラな建物だったのでしょうね。 自宅から歩いて出掛けられる日本橋三越。銀座のデパートよりも落ち着いていて好きです。

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