明日から始まります！

　いよいよ明日から「銀座・春のアンティークフェア」が始まります！今日は一日搬入と飾り付けで忙しく過ごしました。今回のように、初めての会場ですと、何かしら不安から少しブルーになったりしますが、無事、什器も入り（今回のフェアの最大の懸案は、いつもレンタルしているガラスケースがエレベーターに乗せることが出来て会場に入れられるかどうかでした。）、本当にほっとしました。

　今回は初めての場所なので、少し分かりにくいかと思いますが、いつもプランタン銀座へお越しいただいていた方ならとっても簡単。プランタンの裏手の並木通りを東京駅方面にまっすく歩いて2～3分。左手にアフタヌーンティー・ザ・ジェネラルストアを見ながら越え、右手の角にJ.FERRYのお店を見ながらまっすぐ歩き、右手に幸い稲荷神社の小さな赤い鳥居が見えたらもうすぐ、行き止まりの首都高脇の銀座桜通にぶつかった角がSPAZIO BREA GIINZA 、会場となるギャラリー2はその地下1階です。1階はチョコレートショップになっているので、迷わずお店の中に入って、中のエレベーターで地下へどうぞ。こちらの地図の方が分かりやすいかもしれません。

　道に迷われた方は遠慮なくどうぞこちらまでお電話（tel 090-1832-7704）を！

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東京到着！

　明後日からの「銀座・春のアンティークフェア」の準備のため今日は終日移動日。名古屋から東京へやって来ました。先日買付け先のフランスから自宅へ帰ったばかりで、何とも慌ただしいのですが、東京のいつものホテルに落ち着くと、なんだか懐かしい感じ。（なんと！このホテルには年間1ヶ月以上は優に滞在しているので、従業員の方には皆面が割れていて、にっこりご挨拶なのです。）

　今晩はホテルのデスクで新着のカードの値段付け。先程終了し、ほっと一息、ようやくブログを書くことが出来ました。明日は会場となるギャラリーへ商品の搬入と飾り付け。今回のギャラリーは、銀座の並木通りの一番外れにあるのですが、初めての場所ですし、お客様の皆様に来ていただけるかとっても心配、ドキドキしています。会場は1階のチョコレートショップの中に入ったエレベーターで下に下りた地下1階ですので、どうぞお間違いのないように！

　明日の搬入も頑張ってきます！

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ボワシエその後

　先日、Boissier（ボワシエ）の紅茶についてのブログを書きましたが、今回の買付けで何とか足を運ぶことが出来、実際に16区のお店へ行くことが出来ました！

　私達が滞在するオデオンからボワシエがある16区までは決して近くはないのですが、仕事の終わった夕方から電車を乗り継ぎ、「16区散歩」と称して出掛けました。想像していた通り、こぢんまりしたお店にいるのはマダムとお手伝いの女性だけ。店内に入ると私達を日本人と見とがめたマダムからまず英語で、「“just looking”それとも“shopping”？」と告げられたので、びっくり。間髪入れず「もちろん“shopping”よ。」と答えると、俄然にこやかな対応になったので、マダムは旅行で来た「カワイイ！カワイイ！」とはしゃぐ“just looking”の日本のお若いお嬢さん方に疲れていたのかもしれません。（今回、卒業旅行で来ていると思われる日本の若いお嬢さん方を沢山見かけました。）

　他のフランスのお店も皆そうですが、お買い物をすれば「お客様」ですが、そうでなければ店内にいても「お客様」ではないので注意が必要。私は、触るときには「これ触っていいですか？」お店の奥に入るときには「入ってもいいですか？」と必ずひと言断るようにしています。お店の人を上手に使ってお買い物をするのがフランス流です。

　肝心のお店ですが、昔ながらのガラスのボンボン入れが使われていたり、アンティークのチョコレートボックスが飾ってあったり、180年の歴史を感じさせる素敵なお店でした。（店内の様子もマダムの許しを得てカメラで撮らせていただいたので、また「買付け日記」にも掲載しますね。）そうそう、飾ってあるアンティークを見て、過去にボワシエのチョコレートボックスやチョコレートを入れるためのギフト用ポシェットを扱ったことを思い出しました。　

　今回私が自分のために買い求めたのは当時の復刻版、180周年の記念で作られた可愛い缶に入ったペダル・ド・ショコラ。薔薇やスミレ、ラベンダーなど様々なお花のフレーバーで、口に入れるとふわっと香りが広がる魅力的な風味。ひとひらひとひら惜しみながらいただいています。

　行き方も覚えたことだし、買付けの度、足を運んでしまいそうです。

　

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大忙し！

　来週からの「銀座・春のアンティークフェア」を目指し、連日、今日はジュエリー、今日はレース、とアイテム別に予定を組んでアンティークのお手入れと整理に忙しい日々を送っています。今日はソーイングを中心にお手入れ、はさみや糸巻きなどのソーイングツールや、ブレードやリボンなど、ソーイングバスケットやソーイングボックス、そして布に囲まれて一日過ごしました。

　特に今回は、久し振りに訪れたパリ近郊のフェアのお陰で沢山の布が新入荷。このフェアは、パリからも近い場所だけあって、パリ中のアンティークディーラーが大集結！そして凄い熱気！吹っ飛ばされたり、踏みつけられたり、にらみつけられたりのバトルを制し、ようやく手に入れました。

　こうして連日サロンにこもって仕事をしていると、つい先日までフランスにいたのが信じられないような気持ち。「つい先週までパリの街をあるいていたのになぁ。」と少し淋しい気持ちも…。「買付け日記」の更新も少しずつ始めましたので、どうぞそちらも覗いてみてくださいね。

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ジェーン・オースティン三昧

　買付け直後ですが、ありがたいことに今回はあまり時差ボケになっていない様子。帰りの機内で、フランス時間のまま眠りこけず（私達がいつも乗るのは現地時間午後8時40分発の便、いつもでしたらフランス時間のまま、乗ると共に爆睡してしまうのです。）、ひたすら映画を見て眠らなかったのが良かったようです。

　今回機内で見たのは“Becoming Jane”と「ジェーン・オースティンの読書会」。どちらも19世紀初頭に活躍したイギリスの女流小説家ジェーン・オースティンその人と、その作品に関した映画です。

　特に“Becoming Jane”は、この夏日本でも公開されるようですが、イギリスのカントリーサイドの風景も美しければ、1800年頃の衣装が素敵。エンパイアースタイルのドレスやボネなどこの時代の衣装がお好きな方にはおすすめ、当時のイギリス社会の様子もかいま見ることも出来る興味深い映画です。ジェーンを演じるアン・ハサウェイが出てくるたび、同じく以前飛行機の中で見た「プラダを来た悪魔」をちょっぴり思い出したりしていましたが、相手役のジェームス・マカヴォイや脇を固める俳優陣は当時のイギリス人らしい雰囲気が良く出ていました。生涯独身だったジェーン・オースティンの悲恋のストーリーも心を打ちます。

　また日本でも公開されたら、是非大きなスクリーンでも見たいもの。ジェーン・オースティンの作品の中でも「マンスフィールド・パーク 」と「説得」はまだ読んだことがないので、こちらも是非読みたいと思っています。

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帰国しました！

　お陰様で昨晩遅く、無事フランスより帰国しました。日本はすっかり春の日差しですね。もう桜や水仙が咲くフランスですが（フランスの桜はソメイヨシノではなく、彼岸桜のような、濃いピンクを帯びた小さなお花が特徴です。）、気温はまだまだ「冬」。日本の早い春の気配に、まだまだ身体も心もとまどっています。

　ですが、今回の買付けでは、前回のように途中で体調を崩したり、足が痛くなったりすることもなく、思い切り行動することが出来、元気で前回のリベンジを果たしてきました。今回も様々な物との出会いがあり、皆様にご紹介するのが楽しみ。初めて訪れたシャンパーニュ地方のトロワのお話しもいっぱい、こちらも「買付け日記」でご報告することが沢山あります。

　とりあえずは来週の「銀座・春のアンティークフェア」を目指し、今週は商品の整理に忙しい日々を過ごしそうです。「買付け日記」も少しずつ綴ってまいりますので、どうぞ待っていてくださいね。

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