雀庵の「常在戦場/45 習近平は辞任すべし」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/331(2021/7/2/金】昨日は朝から「中国共産党創立100年記念式典」のライブを見ていたが、習近平のあまりにもダラダラした演説にウンザリ、「天安門広場に動員された人民は逃げるに逃げられないから地獄だなあ」と気の毒になった。
「強制動員された『聴衆』の多くが居眠りをしていた」と宮崎正弘先生のメルマガにあったが、全国から動員された7万人は1週間前からの練習でクタクタになっていたのではないか。習近平の体調不良のような駄弁はまことに眠りたくなる。小生も15分で耐え難くなってベッドに伏した。
北京時事7/2「中国、対米長期戦を覚悟 外圧を国民団結に転化 中国共産党100年」から。
<中国の習近平国家主席は1日、共産党創立100年の記念式典で演説し、対中包囲網形成を進めるバイデン米政権に譲らない強硬姿勢を前面に打ち出した。米国との対立長期化を見据え、外圧を国民の団結に転化させる狙いがある。
「外来勢力によるいじめ、圧迫、奴隷的酷使を断じて許さない。そんな妄想をする者は、中国人民が血肉で築いた鋼鉄の長城にぶつかり、頭を割られ血まみれになる!」。習氏が話し終わらないうちに観客席から拍手が起き、すっきりしたような笑顔を見せる観衆の姿も目立った。習氏が念頭に置いたのは、列強に半植民地化された過去と、対中圧力が強まる現在の国際環境だ・・・>
演説が終わると人民は歓呼と拍手で喜んだが、「ヤレヤレ、ようやく終わった」という解放感によるだろう。それにしても習近平の演説はつまらない。ヒトラーは上手かったなあ。
山中武氏「日本人が意外と知らないヒトラーの演説のテクニックはうまい」から。
<知性も感性も否定されたヒトラーはその後、人生に迷い続ける期間がありホームレスにまで堕落します。彼をここまで落ちぶれさせたのは神が彼に才を与えなかったからです。
しかし、そんな彼を救ったのもまた神から授けられた才でした。その才というのは「演説の才」です。これは分かりやすく言うと「説得力」ということになります。彼は持って生まれた圧倒的な説得力があったのです。これをナチ党という政党に評価され、その後は皆さんの知るとおりの人生です。
この「演説の能力」というのは、すべてが才能によるものと言われがちですが、そうでもありません。もともとヒトラーは努力家です。ただ、すべての物事が全力で努力してもうまく行かなかっただけで努力自体はできる人間です。
そのため、ヒトラーは自分に演説の才があると気づくと演説の能力を磨く努力に全力を注ぎます。彼の演説には仕草や声のトーンなど多くの技巧が組み込まれています。
また話の構成も計算され尽くしたものでした。思いつきで思いっきり話している演説のように見えますが、実はすべて原稿の元で計算され尽くした演説だったのです。
彼の話の構成は基本的には4部構成です。
(1)まずはじめにピンチな状態を認識させ、次にそれを解決する具体的な目標を民衆に提示します。
(2)これにより自分がアイデアを持っていることを示し、普通の人間ではないことを明らかにします。
(3)そして明確な敵が何なのかについて説明します。
(4)この時には具体的な名詞で表現します。ふわふわとしたこんなもの、という言い方は絶対にしません。
よく現代人は「今、世の中がダメなのは景気のせい」というふわふわした原因を堂々と言いますが、あれは全く意味がありません。その景気の原因が何なのかを言うべきです。ヒトラーはこの時に具体的に国や人物名を出しました。
そして最後に自分がこれからその原因に対し何を行うのかを一言で言います。ちなみにこの4部構成のストーリーを話す際は声のトーン、つまり大きさや高さを徐々に上げていくという高等テクニックもヒトラーは使っていました。
彼の演説がこれだけ計算されていて、才能だけでなく努力によっても生み出されていたのは意外だったのではないですか?>
ヒトラー嫌いだったヒンデンブルク大統領も篭絡され、ヒトラーの演説に涙したという。国民宛ての遺書にこう書いている。
「余は、利己心を捨てて余に協力し、ドイツ再建に尽したあらゆる人々に感謝する。余の首相アドルフ・ヒトラーと、彼の運動はドイツ国民をして、その職業、階級を超越せしめて国民の一致に導いた」
キューバのカストロ、米国のケネディ(優秀なスピーチライターがいた)、毛沢東も上手かった。毛はソ連に派遣された留学生を前にこう語りかけた(1957年11月)。
「世界はあなた方のものです。あなた方青年には努力前進の精神が鬱勃としている。まさに旺盛な時期です。朝の8時か9時の太陽のようだ。希望はあなた方の身上に託されています。世界はあなた方のものです。未来はあなた方に属します」(憶毛主席滞留蘇学生的談話)
これは要約したものであり、ナマはこうだ。
<午後6時、台上の入り口付近に数人の人影が現れた。誰かが叫んだ、毛主席が来られた!と。会場内のすべての者が立ち上がって懸命に拍手し、講堂内に雷鳴のように響き、耳をつんざくほどであった。私たちは思わず知らず叫んでいた。毛主席、ニイハオ! 毛主席、万歳!という声が会場全体から沸き起こった。
毛沢東と中央指導部の面々が入場し、やがて毛沢東が中央に腰掛けた。場内の拍手は鳴り止まなかった。激しい拍手から次第にゆっくりした拍手になり、軽くリズムのある拍手に変わった。
感激して涙を流すものもいた。拍手は約10分間も続いたのち、ソ連大使の劉暁が、拍手を止めて着席するよう求めたが、さらに数分、鳴り止まなかった。毛沢東は両手を差し出して、着席するよう身振りで支持した。会場の拍手はようやく止まった。
我々が座るや、湖南なまりの声が聞こえた。「世界はあなた方のものです」。
毛主席が最初の一句を話したのである。会場全体から熱烈な拍手が沸き起こり、また長く続いた。全員が毛主席の話す一言一句に全神経を集中していた。
「私たちのものでもあります」と第二句が話されるや、またまた熱烈な拍手が沸き起こった。毛主席はさらに言った。「しかし、結局はあなた方のものです」>
そして冒頭に書いた言葉を述べ、こう続けたのだ。
<しかし、あなた方は現在まだ学習中であり、仕事をしていないし、国家の大事を管理していない。私たち老人が仕事をして、国家を管理しています。よって、世界は私たちのものでもあるのです」。
またも沸き起こった熱烈な拍手、その後に続けて、
「しかし、私たちはもう歳だ、みんな西天に昇ってマルクスに会うことになります。これが自然の法則です。国家はあなた方によって管理されなければならない。従って、世界は結局あなたがたのものであり、未来はあなたがたに属しているのです」
我々は話に聞き入り、次を聞こうと待ち構えていた時、毛主席の「私の話は終わりです」という言葉を聞いたのだった。数秒後、会場全体から熱烈な拍手が沸き起こった>(白土悟著「モスクワ大学における毛沢東講話の謎」)
たったこれだけで、留学生はしっかり毛沢東チルドレンになったろう。小生が留学生なら「偉大な指導者、毛主席万歳、中国万歳!」となるわな。カリスマ性がある毛沢東に比べれば習近平は月とスッポン、看板真打と座布団返し・お茶出しの前座見習、イソップ童話の太陽と北風のような「格の違い」がある。10分で聴衆を魅了した毛沢東、60分でも何も感動を与えられないどころか眠気を誘っただけの習近平。
毛が搗き、トウが捏ねし天下餅、ひたすら腐らす習近平・・・その中共にキン〇マを握られたような人=在外中共応援団は日本同様、米国にもウジャウジャいるようだ。エポックタイムス2021/7/2「中国はどうアメリカ人の考えを変えているのか」から。
<アメリカの軍事・防衛費は年間およそ7000億ドル。一方、それより遥かに少ない費用で対米戦略を成功させているのが中国だ。中国は、アメリカのメディアを掌握すれば、人々の考えを変えられることを知っている。アメリカ人ジャーナリストの「良心」は買えなくても、十分なお金を使えば「好意」が得られることを、中国は熟知しているのだ。
保守系メディア「ナショナル・パルス」は昨年、中国共産党の宣伝を担当する少なくとも1つのグループが、アメリカのメディア50社から120人以上を選び、無料の視察旅行に招待していたことを明らかにした。その見返りはもちろん、中国共産党に関する好意的な報道である。記者たちは中国の主要都市で政府関係者と会い、文化遺跡や企業を視察しながら、「中国の様々な分野における発展」を見学するツアーに参加したという。
旅行を手配したのは、中国・米国交流基金会(CUSEF)である。米中安全保障検討委員会の調査報告書によると、CUSEFの設立者は初代香港行政長官の董慶華氏で、現在彼は「統一戦線」を管轄する中国人民政治協商会議(CPPCC)の副主席を務めている。
統一戦線の使命は、「中国共産党の政策と権威に反対する可能性のある者を抱き込み、無力化すること」。簡単に言うと、彼らは自由国家を味方につけるために働いている。
一体誰が旅行に参加したのか。CUSEFのニュースレターによると、2009年と2010年に、CNN、NYタイムズ、AP通信、ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)、シカゴ・トリビューン、ヴォックス(Vox)を含む主要メディアの現職および元上級幹部、編集者、記者などが旅行に参加した。
視察旅行には少なくとも一人当たり数千ドルはかかると思われるが、中国にとっては安い投資である。2009年だけでも、中国に対する好意的な報道は少なくとも28件あった。CUSEFはニュースレターで、中国を称賛するシカゴ・トリビューンの記事の一部を誇らしげに紹介している。
この種の旅行は何年も続いている。2019年には同じPR会社が企画し、Vox、Slate、ボストン・ヘラルド、ボストン・グローブ、ハフィントン・ポストなどが中国へ招かれた。
現在、アメリカは軍事力という名の強靭な筋肉を備えている。しかし、貪欲と腐敗というウイルスが、この国を内側から蝕んでいる。私たち個人や企業が、中国共産党の金をはねつけるほどの道徳的価値観と気骨を持たない限り、この国は衰退の一途を辿るだろう>
毛沢東のタラシコミ戦術には「カネ、女、名誉・・・相手が欲しがるものは何でもくれてやれ」がある。一度トラップにはまるとズブズブになり、スパイになったりする。自責の念からスパイを止めたくても「それならあんたのことをすべてバラスぞ、あんたはオシマイになるぜ」と脅される。この地獄から逃げ出すためだろう、自死を選んだ日本人もいた。
中国による対外スパイ、他国による対中スパイ・・・特に米中間ではスパイ合戦が激しい。対中警戒と包囲網はますます進むだろうから習近平は人民の支持を固めるためにも「台湾侵攻」「尖閣占拠」を一刻も早く進めなければならない。手始めに厦門から近い金門島などを襲うだろう。台湾と国際社会の反応を見るか、あるいは一気呵成に台湾上陸するか。
勝てなければ習近平は建国の国父・毛沢東と並ぶ「興国の高祖」になるどころか暗愚として記憶される。習近平に時間はない。待っていれば冷戦下のソ連の如くにナイナイヅクシで軍からも見放されて自壊する。
今すぐ出るか、それとも引っ込むか・・・ハムレットよ、それが問題だ。挙げたコブシをどうするか。小生なら「体調を理由に辞任する」という手を使うが・・・「人事は尽せど病は天命、如何ともし難し、後顧の憂いは次世代の英知に託す」とか言って中南海の別荘に隠棲するが。
世界中大喜び、ノーベル平和賞間違いなし、習近平はん、やってみなはれ。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/331(2021/7/2/金】昨日は朝から「中国共産党創立100年記念式典」のライブを見ていたが、習近平のあまりにもダラダラした演説にウンザリ、「天安門広場に動員された人民は逃げるに逃げられないから地獄だなあ」と気の毒になった。
「強制動員された『聴衆』の多くが居眠りをしていた」と宮崎正弘先生のメルマガにあったが、全国から動員された7万人は1週間前からの練習でクタクタになっていたのではないか。習近平の体調不良のような駄弁はまことに眠りたくなる。小生も15分で耐え難くなってベッドに伏した。
北京時事7/2「中国、対米長期戦を覚悟 外圧を国民団結に転化 中国共産党100年」から。
<中国の習近平国家主席は1日、共産党創立100年の記念式典で演説し、対中包囲網形成を進めるバイデン米政権に譲らない強硬姿勢を前面に打ち出した。米国との対立長期化を見据え、外圧を国民の団結に転化させる狙いがある。
「外来勢力によるいじめ、圧迫、奴隷的酷使を断じて許さない。そんな妄想をする者は、中国人民が血肉で築いた鋼鉄の長城にぶつかり、頭を割られ血まみれになる!」。習氏が話し終わらないうちに観客席から拍手が起き、すっきりしたような笑顔を見せる観衆の姿も目立った。習氏が念頭に置いたのは、列強に半植民地化された過去と、対中圧力が強まる現在の国際環境だ・・・>
演説が終わると人民は歓呼と拍手で喜んだが、「ヤレヤレ、ようやく終わった」という解放感によるだろう。それにしても習近平の演説はつまらない。ヒトラーは上手かったなあ。
山中武氏「日本人が意外と知らないヒトラーの演説のテクニックはうまい」から。
<知性も感性も否定されたヒトラーはその後、人生に迷い続ける期間がありホームレスにまで堕落します。彼をここまで落ちぶれさせたのは神が彼に才を与えなかったからです。
しかし、そんな彼を救ったのもまた神から授けられた才でした。その才というのは「演説の才」です。これは分かりやすく言うと「説得力」ということになります。彼は持って生まれた圧倒的な説得力があったのです。これをナチ党という政党に評価され、その後は皆さんの知るとおりの人生です。
この「演説の能力」というのは、すべてが才能によるものと言われがちですが、そうでもありません。もともとヒトラーは努力家です。ただ、すべての物事が全力で努力してもうまく行かなかっただけで努力自体はできる人間です。
そのため、ヒトラーは自分に演説の才があると気づくと演説の能力を磨く努力に全力を注ぎます。彼の演説には仕草や声のトーンなど多くの技巧が組み込まれています。
また話の構成も計算され尽くしたものでした。思いつきで思いっきり話している演説のように見えますが、実はすべて原稿の元で計算され尽くした演説だったのです。
彼の話の構成は基本的には4部構成です。
(1)まずはじめにピンチな状態を認識させ、次にそれを解決する具体的な目標を民衆に提示します。
(2)これにより自分がアイデアを持っていることを示し、普通の人間ではないことを明らかにします。
(3)そして明確な敵が何なのかについて説明します。
(4)この時には具体的な名詞で表現します。ふわふわとしたこんなもの、という言い方は絶対にしません。
よく現代人は「今、世の中がダメなのは景気のせい」というふわふわした原因を堂々と言いますが、あれは全く意味がありません。その景気の原因が何なのかを言うべきです。ヒトラーはこの時に具体的に国や人物名を出しました。
そして最後に自分がこれからその原因に対し何を行うのかを一言で言います。ちなみにこの4部構成のストーリーを話す際は声のトーン、つまり大きさや高さを徐々に上げていくという高等テクニックもヒトラーは使っていました。
彼の演説がこれだけ計算されていて、才能だけでなく努力によっても生み出されていたのは意外だったのではないですか?>
ヒトラー嫌いだったヒンデンブルク大統領も篭絡され、ヒトラーの演説に涙したという。国民宛ての遺書にこう書いている。
「余は、利己心を捨てて余に協力し、ドイツ再建に尽したあらゆる人々に感謝する。余の首相アドルフ・ヒトラーと、彼の運動はドイツ国民をして、その職業、階級を超越せしめて国民の一致に導いた」
キューバのカストロ、米国のケネディ(優秀なスピーチライターがいた)、毛沢東も上手かった。毛はソ連に派遣された留学生を前にこう語りかけた(1957年11月)。
「世界はあなた方のものです。あなた方青年には努力前進の精神が鬱勃としている。まさに旺盛な時期です。朝の8時か9時の太陽のようだ。希望はあなた方の身上に託されています。世界はあなた方のものです。未来はあなた方に属します」(憶毛主席滞留蘇学生的談話)
これは要約したものであり、ナマはこうだ。
<午後6時、台上の入り口付近に数人の人影が現れた。誰かが叫んだ、毛主席が来られた!と。会場内のすべての者が立ち上がって懸命に拍手し、講堂内に雷鳴のように響き、耳をつんざくほどであった。私たちは思わず知らず叫んでいた。毛主席、ニイハオ! 毛主席、万歳!という声が会場全体から沸き起こった。
毛沢東と中央指導部の面々が入場し、やがて毛沢東が中央に腰掛けた。場内の拍手は鳴り止まなかった。激しい拍手から次第にゆっくりした拍手になり、軽くリズムのある拍手に変わった。
感激して涙を流すものもいた。拍手は約10分間も続いたのち、ソ連大使の劉暁が、拍手を止めて着席するよう求めたが、さらに数分、鳴り止まなかった。毛沢東は両手を差し出して、着席するよう身振りで支持した。会場の拍手はようやく止まった。
我々が座るや、湖南なまりの声が聞こえた。「世界はあなた方のものです」。
毛主席が最初の一句を話したのである。会場全体から熱烈な拍手が沸き起こり、また長く続いた。全員が毛主席の話す一言一句に全神経を集中していた。
「私たちのものでもあります」と第二句が話されるや、またまた熱烈な拍手が沸き起こった。毛主席はさらに言った。「しかし、結局はあなた方のものです」>
そして冒頭に書いた言葉を述べ、こう続けたのだ。
<しかし、あなた方は現在まだ学習中であり、仕事をしていないし、国家の大事を管理していない。私たち老人が仕事をして、国家を管理しています。よって、世界は私たちのものでもあるのです」。
またも沸き起こった熱烈な拍手、その後に続けて、
「しかし、私たちはもう歳だ、みんな西天に昇ってマルクスに会うことになります。これが自然の法則です。国家はあなた方によって管理されなければならない。従って、世界は結局あなたがたのものであり、未来はあなたがたに属しているのです」
我々は話に聞き入り、次を聞こうと待ち構えていた時、毛主席の「私の話は終わりです」という言葉を聞いたのだった。数秒後、会場全体から熱烈な拍手が沸き起こった>(白土悟著「モスクワ大学における毛沢東講話の謎」)
たったこれだけで、留学生はしっかり毛沢東チルドレンになったろう。小生が留学生なら「偉大な指導者、毛主席万歳、中国万歳!」となるわな。カリスマ性がある毛沢東に比べれば習近平は月とスッポン、看板真打と座布団返し・お茶出しの前座見習、イソップ童話の太陽と北風のような「格の違い」がある。10分で聴衆を魅了した毛沢東、60分でも何も感動を与えられないどころか眠気を誘っただけの習近平。
毛が搗き、トウが捏ねし天下餅、ひたすら腐らす習近平・・・その中共にキン〇マを握られたような人=在外中共応援団は日本同様、米国にもウジャウジャいるようだ。エポックタイムス2021/7/2「中国はどうアメリカ人の考えを変えているのか」から。
<アメリカの軍事・防衛費は年間およそ7000億ドル。一方、それより遥かに少ない費用で対米戦略を成功させているのが中国だ。中国は、アメリカのメディアを掌握すれば、人々の考えを変えられることを知っている。アメリカ人ジャーナリストの「良心」は買えなくても、十分なお金を使えば「好意」が得られることを、中国は熟知しているのだ。
保守系メディア「ナショナル・パルス」は昨年、中国共産党の宣伝を担当する少なくとも1つのグループが、アメリカのメディア50社から120人以上を選び、無料の視察旅行に招待していたことを明らかにした。その見返りはもちろん、中国共産党に関する好意的な報道である。記者たちは中国の主要都市で政府関係者と会い、文化遺跡や企業を視察しながら、「中国の様々な分野における発展」を見学するツアーに参加したという。
旅行を手配したのは、中国・米国交流基金会(CUSEF)である。米中安全保障検討委員会の調査報告書によると、CUSEFの設立者は初代香港行政長官の董慶華氏で、現在彼は「統一戦線」を管轄する中国人民政治協商会議(CPPCC)の副主席を務めている。
統一戦線の使命は、「中国共産党の政策と権威に反対する可能性のある者を抱き込み、無力化すること」。簡単に言うと、彼らは自由国家を味方につけるために働いている。
一体誰が旅行に参加したのか。CUSEFのニュースレターによると、2009年と2010年に、CNN、NYタイムズ、AP通信、ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)、シカゴ・トリビューン、ヴォックス(Vox)を含む主要メディアの現職および元上級幹部、編集者、記者などが旅行に参加した。
視察旅行には少なくとも一人当たり数千ドルはかかると思われるが、中国にとっては安い投資である。2009年だけでも、中国に対する好意的な報道は少なくとも28件あった。CUSEFはニュースレターで、中国を称賛するシカゴ・トリビューンの記事の一部を誇らしげに紹介している。
この種の旅行は何年も続いている。2019年には同じPR会社が企画し、Vox、Slate、ボストン・ヘラルド、ボストン・グローブ、ハフィントン・ポストなどが中国へ招かれた。
現在、アメリカは軍事力という名の強靭な筋肉を備えている。しかし、貪欲と腐敗というウイルスが、この国を内側から蝕んでいる。私たち個人や企業が、中国共産党の金をはねつけるほどの道徳的価値観と気骨を持たない限り、この国は衰退の一途を辿るだろう>
毛沢東のタラシコミ戦術には「カネ、女、名誉・・・相手が欲しがるものは何でもくれてやれ」がある。一度トラップにはまるとズブズブになり、スパイになったりする。自責の念からスパイを止めたくても「それならあんたのことをすべてバラスぞ、あんたはオシマイになるぜ」と脅される。この地獄から逃げ出すためだろう、自死を選んだ日本人もいた。
中国による対外スパイ、他国による対中スパイ・・・特に米中間ではスパイ合戦が激しい。対中警戒と包囲網はますます進むだろうから習近平は人民の支持を固めるためにも「台湾侵攻」「尖閣占拠」を一刻も早く進めなければならない。手始めに厦門から近い金門島などを襲うだろう。台湾と国際社会の反応を見るか、あるいは一気呵成に台湾上陸するか。
勝てなければ習近平は建国の国父・毛沢東と並ぶ「興国の高祖」になるどころか暗愚として記憶される。習近平に時間はない。待っていれば冷戦下のソ連の如くにナイナイヅクシで軍からも見放されて自壊する。
今すぐ出るか、それとも引っ込むか・・・ハムレットよ、それが問題だ。挙げたコブシをどうするか。小生なら「体調を理由に辞任する」という手を使うが・・・「人事は尽せど病は天命、如何ともし難し、後顧の憂いは次世代の英知に託す」とか言って中南海の別荘に隠棲するが。
世界中大喜び、ノーベル平和賞間違いなし、習近平はん、やってみなはれ。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」