雀庵の「常在戦場/52 世界を戦狼にした中共」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/337(2021/7/15/木】病膏肓、ついに小生の趣味は「中共叩き」になってしまった。
中共が嫌がるネタを探し回り、発掘したり、ほじくり返したりして拡散するという、実にネチネチした、根性の悪い、異常で、シツコイ、ほとんどビョーキ・・・実際に既往歴には心神耗弱で措置入院3か月があるし、20歳の時はアカに染まった吶喊小僧で収監されたから「のめり込む」性格なのだろう。
「のめり込む」、上品に言えば「集中力がある」、貶すなら「偏執狂=パラノイア」とか。パラノイアは――
「自らを神か、或いは運命などにより選ばれた、特別・特殊な人間であると信じたり、根拠が極めて薄弱にもかかわらず、隣人に攻撃を受けているなどといった異常な被害妄想に囚われる(何となく俺みたいな・・・)。それ以外では人格や職業能力面において常人と変わらない。原因は主に過度のストレスなどが挙げられる。
「独裁者の病気」とも呼ばれた。独裁者は他人に自分の地位をはく奪される、暗殺されるといった危険性と隣り合わせな為、他人を信用できなくなるからと言われている」(WIKI)
なーんだ、習近平はパラノイアか。数えきれない程政敵を叩きまくってきたから復讐、暗殺を恐れ、疑心暗鬼になっているのだろう。より正確には「妄想性パーソナリティ障害」というそうで、スターリン、ヒトラー、毛沢東・・・もそうだったろう。親の七光りで出世した習近平は自己肥大が激しいが、小学校も満足に出ていないという劣等感もあり、タフではなさそうだから自爆しそうだ。静かに逝って欲しい、世界は日の入りを待っている。
中国共産党中央党校は党幹部の最高養成機関。そこで教鞭をとる現役の女性教授がトンデモ発言で追放され、米国へ逃れたのは2020年だった。北京2020/8/17ロイター「習主席は『マフィアのボス』、中国元教授が共産党批判で処罰」から。
< 中国共産党中央党校は17日、蔡霞・元教授が習近平国家主席を「マフィアのボス」、共産党を「政治的ゾンビ」と述べたことを受け、蔡氏に処分を科したと発表した。
蔡氏は中共中央党校で教授を務めていた。ここ数カ月で共産党やトップを批判した後、処分を受けた3人目の著名人となった。高級幹部を養成する中央党校は、蔡氏の発言は「重大な政治的問題があり、中国の名誉を傷つけた」として、蔡氏の党員資格と退職給付を取り消したと発表した。
中国政治の専門家2人は、蔡氏が「習主席を解任することが党再生の第一歩だ」と発言した録音が6月にオンラインに漏れたことを指摘した。
ロイターが確認した録音によると、同僚から「蔡」と呼ばれる女性が習氏を「犯罪組織のボス」と呼び、「共産党を自分の道具として使っている」と述べたほか、共産党は「政治的ゾンビ」だと指摘。
蔡氏からコメントは得られなかった。革命家の孫である蔡氏は中央党校で40年間教鞭を執り、れっきとした体制派だった。
中国政府はここ数年、国を批判した人物を厳しく取り締まっている。先月は習氏と共産党を批判した清華大学の教授が警察に拘束された後、解雇された。同じ月に国営不動産会社元会長の任志強氏が習氏を「道化師」と呼び、共産党から除名された>
習近平は奥さんからも嫌われた。才女は男を見る目があるのだろう。習近平の犬、香港行政長官の林鄭月娥(りんていげつが、キャリー・ラム)は「習さま命」、毒を食らわば皿まで、「醜女の深情け」って禁句か? 連合赤軍の永田洋子は病死したが、日本赤軍の重信房子は2022年に刑期満了で出所する・・・嫌な感じ。
現在、米国に亡命している蔡霞氏は先頃、米スタンフォード大学フーバー研究所に「体制内からの観点(Insider's Perspective)」を寄稿した。同研究所のサイトに掲載されているが28ページに及ぶ長文なので小生はギブアップ、大紀元2021/6/30「共産党幹部養成学校の元教授、『中共は張子の虎、崩壊に備えよ』」から引用する。
<中国共産党結党100周年(7月1日)を控え、中共幹部を養成する中央党校の蔡霞元教授はフーバー研究所への寄稿でこう指摘した。ウォールストリートジャーナル (WSJ)6月29日によると――
蔡霞「過去40年間の米国の対中政策は、共産党指導部の米国に対する敵意を強化しただけだ。習近平の指導の下で、中共はもはや接触政策を有用とは考えていない」
WSJよると、欧米の政治家やアナリストの中には、米国の対中外交政策は「功を奏していない」と考える人が増えているという。
蔡霞「米国を中国の侵略から守るために、米国の対中政策を賢明な防御策に置き換えなければならない、中国に攻撃的な圧力をかけるべきだ。なぜなら、中共は想像以上に脆弱であるからだ」
蔡霞「中共は見かけ上、強大そうに見えるが、習近平のリーダーシップの下で、矛盾と自己懐疑がより顕著になったため、飢えた龍の野心を持っているものの、その実際は張子の虎に過ぎない。ワシントンは共産党の突然の崩壊に備えておくべきだ」
また蔡氏は、過去数十年の間に、米国の政策立案者はいくつかの重要な事件で誤った対処をしたと指摘した。
蔡霞「例えば、1989年の天安門事件後の米中関係の修復、中国の世界貿易機関(WTO)加盟への支援など、米国の甘さが中国共産党をより大胆にした。米国政府は中国を競争相手と見なしているが、しかし中国企業は常に米国を“敵対的相手”と見なしてきた」
「中国共産党内部は米国の力を恐れている。そのことは、中共の用語にも表れている。例えば『台頭』というワード。米国から『対抗』と思われるのを避けるために『平和的台頭』を『平和的発展』に置き換えた」
蔡氏は中共幹部を養成する中央党校を2012年に退職するまで、15年間も党高級幹部たちに共産党理論を教えていた。彼女は観光で(2020年初めに?)米国に渡った際に、中共ウイルスの感染拡大の影響で帰国できなくなった。その後、彼女の録音がネット上に流出し、話題となった。
昨年6月に流出した同氏が親族や友人との集まりでの発言では、習近平を「暴力組織のボス」、共産党を「政治的ゾンビ」と批判していた。また別の録音の中では、彼女は中共と中国国内の情勢について詳細に分析していた。
「(党員が)9千万人いても、たった一人(習近平)をどうすることもできない。それは体制に原因がある。中国共産党の体制はもう出口はない、改革はもう意味がない。中国共産党は必ず見捨てなければならない」
その後、蔡氏は「国の名誉を傷つけた」として党籍を剥奪され、年金などの退職者待遇が取り消された。
2020年12月、蔡氏は米外交問題評議会(CFR)が発行する国際政治経済ジャーナル「Foreign Affairs」に「失敗した党、とある体制内関係者と北京の決裂」と題する文章を発表した。
彼女は文章の中で「20年に及ぶ躊躇、困惑と苦痛を経て、私は暗闇から抜け出す決意をし、中国共産党と徹底的に決裂することに決めた。また、習近平による大後退も、すぐに私にそうせざるを得なくさせた」と書いた。
駐シドニー中国領事館元外交官・陳用林氏「蔡氏は長年、党イデオロギーの発展に尽力してきたため、彼女の声は中国以外の中共の批評家よりも信頼できる。蔡氏の中国共産党への批判は、中国共産党の教えとシステムに損害を与えるだろう。なぜなら、彼女は体制内の人物だからだ」
コロンビア大学の政治科学教授であるアンドリュー・ネイサン氏「中国では世代交代が進んでおり、より多くの自由な思想を持つ人たちが立ち上がるだろう。これは中国共産党の将来に不利だ」
米政治学者でスタンフォード大学フーバー研究所の上級研究員ラリー・ダイアモンド氏「彼女は、米国の多くの中国問題学者の最近の主張を裏付けた、初めての共産党体制内の重要人物だ」>
日進月歩で軍事力を強化している中共軍は朝鮮戦争以来、先進国=強国と戦争したことがない。朝鮮戦争は北朝鮮・中共・ソ連(後方支援)の3か国共産主義勢力と、韓国・米国+英・仏・蘭・加・豪・印・タイなど16か国自由主義勢力とによる1950年6月から53年7月まで3年余の激突だった。休戦したものの未だに終戦していないから70年後の今でも決着はついていない。韓国は休戦を不満として調印を拒否したままだ(頭ごなしに米国が休戦したよう)。
それでも北朝鮮の凄まじい貧困と、〇〇国などの支援で最貧国から立ち上がった韓国の今の繁栄を見れば、自由主義勢力が勝ったという他ない。トウ小平の改革開放(1980年)まで中共も貧しかったし、ソ連さえも1990年には消滅したのだから。
当時の中共は蒋介石・国民党軍との内戦で疲弊していたので朝鮮戦争には関わりたくなかったが、大スポンサーのスターリンから命令されていやいやながら参戦した。蒋介石に遺棄された国民党軍の残党を中心に中国人民志願軍(抗美援朝義勇軍、つまり政府とは関係ない集団という偽装)を作らせて参戦したものの“志願軍”は武器が足りずに体一つで突撃を命じられた。
“志願兵”は逃げると背後から督戦隊に機関銃で撃たれるから、彼らは生き残るために敵陣地に素手で向かい(多分両手を上げながら)保護を求めたそうである(林建良「日本よ、こんな中国とつきあえるか? 台湾人医師の直言」)。
狡猾な毛沢東は朝鮮戦争で国民党軍の残党、厄介者を体良く遺棄、処分したわけだ。ボスであるスターリンの命令に従いながら虎の子の兵器(日本軍の遺産やソ連製)を守り、厄介者の国民党軍の残党を処分する・・・災い転じて福となす、これが毛沢東流、庶人には到底真似のできない偉人、異人、変人、冷血漢、天才的狂人と言う他ない。
しかし、毛沢東も含めて中共は先進国と真正面から戦争したことがない。素人ながら思うに、戦意とか戦争ノウハウは「国家国民の戦争経験の蓄積」の中から得られるのではないか。戦国の武将は「5勝4敗あたりがいいんじゃないか」と言っている。勝ち過ぎると、それが必勝パターンになってしまい、やがて敵に読まれて大負けしてしまう、だから負けることからも大いに学ぶべし、ということだ。
日本人のDNAには「戦時にあっては指揮命令系統に従って命を惜しまず一丸となって戦う」というのがあると思う。ある映画監督は「日本人の男は兵隊役をさせるとびしっと決まる、女は娼婦役が実にいい」と言っていた。勇士と、それを癒す撫子・・・数千年、数万年の歴史の中で培われてきたDNAだろう。
武を尊ぶ、名誉の戦死、命惜しむな、名こそ惜しめ、時に応じては拙速を躊躇わず、というような「戦陣訓」を始め、教育勅語、五箇條の御誓文、さらに武士道などは脈々と受け継がれていると信じたい。
一方で支那の民族は「良い鉄は釘にならない」と乱暴狼藉な軍人、その親玉である覇者を恐れながらも侮蔑してきた。支那人にとって国家への忠誠心よりも「自分と一族」の利が最大の優先事項である。上に政策あれば下に対策あり、つまり私利私欲が最大の価値観であるように見える。
そういう民族が日本や台湾、さらに欧米印豪加に喧嘩を売って勝てるか。戦争の臭いを嗅ぎつけた英仏主導の“戦狼”空母打撃軍は日米と組んで訓練を重ねながら日台、中共方面に近づいている。中共を腑分け、解体していかに分配するか、「俺はロース」「わしはサーロイン」「拙者はヒレ」・・・中共が海千山千の戦争の犬たちを目覚めさせてしまった。
支那の良き人民は、列強に蚕食されたくないのであれば習近平一派を捕えてこうアピールすべきだ。
「下士官兵に告ぐ、今からでも遅くないから家庭へ帰れ、お前達の父兄は勿論のこと、国民全体もそれを心から祈っているのである。速かに現在の位置を棄てて帰って来い」
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/337(2021/7/15/木】病膏肓、ついに小生の趣味は「中共叩き」になってしまった。
中共が嫌がるネタを探し回り、発掘したり、ほじくり返したりして拡散するという、実にネチネチした、根性の悪い、異常で、シツコイ、ほとんどビョーキ・・・実際に既往歴には心神耗弱で措置入院3か月があるし、20歳の時はアカに染まった吶喊小僧で収監されたから「のめり込む」性格なのだろう。
「のめり込む」、上品に言えば「集中力がある」、貶すなら「偏執狂=パラノイア」とか。パラノイアは――
「自らを神か、或いは運命などにより選ばれた、特別・特殊な人間であると信じたり、根拠が極めて薄弱にもかかわらず、隣人に攻撃を受けているなどといった異常な被害妄想に囚われる(何となく俺みたいな・・・)。それ以外では人格や職業能力面において常人と変わらない。原因は主に過度のストレスなどが挙げられる。
「独裁者の病気」とも呼ばれた。独裁者は他人に自分の地位をはく奪される、暗殺されるといった危険性と隣り合わせな為、他人を信用できなくなるからと言われている」(WIKI)
なーんだ、習近平はパラノイアか。数えきれない程政敵を叩きまくってきたから復讐、暗殺を恐れ、疑心暗鬼になっているのだろう。より正確には「妄想性パーソナリティ障害」というそうで、スターリン、ヒトラー、毛沢東・・・もそうだったろう。親の七光りで出世した習近平は自己肥大が激しいが、小学校も満足に出ていないという劣等感もあり、タフではなさそうだから自爆しそうだ。静かに逝って欲しい、世界は日の入りを待っている。
中国共産党中央党校は党幹部の最高養成機関。そこで教鞭をとる現役の女性教授がトンデモ発言で追放され、米国へ逃れたのは2020年だった。北京2020/8/17ロイター「習主席は『マフィアのボス』、中国元教授が共産党批判で処罰」から。
< 中国共産党中央党校は17日、蔡霞・元教授が習近平国家主席を「マフィアのボス」、共産党を「政治的ゾンビ」と述べたことを受け、蔡氏に処分を科したと発表した。
蔡氏は中共中央党校で教授を務めていた。ここ数カ月で共産党やトップを批判した後、処分を受けた3人目の著名人となった。高級幹部を養成する中央党校は、蔡氏の発言は「重大な政治的問題があり、中国の名誉を傷つけた」として、蔡氏の党員資格と退職給付を取り消したと発表した。
中国政治の専門家2人は、蔡氏が「習主席を解任することが党再生の第一歩だ」と発言した録音が6月にオンラインに漏れたことを指摘した。
ロイターが確認した録音によると、同僚から「蔡」と呼ばれる女性が習氏を「犯罪組織のボス」と呼び、「共産党を自分の道具として使っている」と述べたほか、共産党は「政治的ゾンビ」だと指摘。
蔡氏からコメントは得られなかった。革命家の孫である蔡氏は中央党校で40年間教鞭を執り、れっきとした体制派だった。
中国政府はここ数年、国を批判した人物を厳しく取り締まっている。先月は習氏と共産党を批判した清華大学の教授が警察に拘束された後、解雇された。同じ月に国営不動産会社元会長の任志強氏が習氏を「道化師」と呼び、共産党から除名された>
習近平は奥さんからも嫌われた。才女は男を見る目があるのだろう。習近平の犬、香港行政長官の林鄭月娥(りんていげつが、キャリー・ラム)は「習さま命」、毒を食らわば皿まで、「醜女の深情け」って禁句か? 連合赤軍の永田洋子は病死したが、日本赤軍の重信房子は2022年に刑期満了で出所する・・・嫌な感じ。
現在、米国に亡命している蔡霞氏は先頃、米スタンフォード大学フーバー研究所に「体制内からの観点(Insider's Perspective)」を寄稿した。同研究所のサイトに掲載されているが28ページに及ぶ長文なので小生はギブアップ、大紀元2021/6/30「共産党幹部養成学校の元教授、『中共は張子の虎、崩壊に備えよ』」から引用する。
<中国共産党結党100周年(7月1日)を控え、中共幹部を養成する中央党校の蔡霞元教授はフーバー研究所への寄稿でこう指摘した。ウォールストリートジャーナル (WSJ)6月29日によると――
蔡霞「過去40年間の米国の対中政策は、共産党指導部の米国に対する敵意を強化しただけだ。習近平の指導の下で、中共はもはや接触政策を有用とは考えていない」
WSJよると、欧米の政治家やアナリストの中には、米国の対中外交政策は「功を奏していない」と考える人が増えているという。
蔡霞「米国を中国の侵略から守るために、米国の対中政策を賢明な防御策に置き換えなければならない、中国に攻撃的な圧力をかけるべきだ。なぜなら、中共は想像以上に脆弱であるからだ」
蔡霞「中共は見かけ上、強大そうに見えるが、習近平のリーダーシップの下で、矛盾と自己懐疑がより顕著になったため、飢えた龍の野心を持っているものの、その実際は張子の虎に過ぎない。ワシントンは共産党の突然の崩壊に備えておくべきだ」
また蔡氏は、過去数十年の間に、米国の政策立案者はいくつかの重要な事件で誤った対処をしたと指摘した。
蔡霞「例えば、1989年の天安門事件後の米中関係の修復、中国の世界貿易機関(WTO)加盟への支援など、米国の甘さが中国共産党をより大胆にした。米国政府は中国を競争相手と見なしているが、しかし中国企業は常に米国を“敵対的相手”と見なしてきた」
「中国共産党内部は米国の力を恐れている。そのことは、中共の用語にも表れている。例えば『台頭』というワード。米国から『対抗』と思われるのを避けるために『平和的台頭』を『平和的発展』に置き換えた」
蔡氏は中共幹部を養成する中央党校を2012年に退職するまで、15年間も党高級幹部たちに共産党理論を教えていた。彼女は観光で(2020年初めに?)米国に渡った際に、中共ウイルスの感染拡大の影響で帰国できなくなった。その後、彼女の録音がネット上に流出し、話題となった。
昨年6月に流出した同氏が親族や友人との集まりでの発言では、習近平を「暴力組織のボス」、共産党を「政治的ゾンビ」と批判していた。また別の録音の中では、彼女は中共と中国国内の情勢について詳細に分析していた。
「(党員が)9千万人いても、たった一人(習近平)をどうすることもできない。それは体制に原因がある。中国共産党の体制はもう出口はない、改革はもう意味がない。中国共産党は必ず見捨てなければならない」
その後、蔡氏は「国の名誉を傷つけた」として党籍を剥奪され、年金などの退職者待遇が取り消された。
2020年12月、蔡氏は米外交問題評議会(CFR)が発行する国際政治経済ジャーナル「Foreign Affairs」に「失敗した党、とある体制内関係者と北京の決裂」と題する文章を発表した。
彼女は文章の中で「20年に及ぶ躊躇、困惑と苦痛を経て、私は暗闇から抜け出す決意をし、中国共産党と徹底的に決裂することに決めた。また、習近平による大後退も、すぐに私にそうせざるを得なくさせた」と書いた。
駐シドニー中国領事館元外交官・陳用林氏「蔡氏は長年、党イデオロギーの発展に尽力してきたため、彼女の声は中国以外の中共の批評家よりも信頼できる。蔡氏の中国共産党への批判は、中国共産党の教えとシステムに損害を与えるだろう。なぜなら、彼女は体制内の人物だからだ」
コロンビア大学の政治科学教授であるアンドリュー・ネイサン氏「中国では世代交代が進んでおり、より多くの自由な思想を持つ人たちが立ち上がるだろう。これは中国共産党の将来に不利だ」
米政治学者でスタンフォード大学フーバー研究所の上級研究員ラリー・ダイアモンド氏「彼女は、米国の多くの中国問題学者の最近の主張を裏付けた、初めての共産党体制内の重要人物だ」>
日進月歩で軍事力を強化している中共軍は朝鮮戦争以来、先進国=強国と戦争したことがない。朝鮮戦争は北朝鮮・中共・ソ連(後方支援)の3か国共産主義勢力と、韓国・米国+英・仏・蘭・加・豪・印・タイなど16か国自由主義勢力とによる1950年6月から53年7月まで3年余の激突だった。休戦したものの未だに終戦していないから70年後の今でも決着はついていない。韓国は休戦を不満として調印を拒否したままだ(頭ごなしに米国が休戦したよう)。
それでも北朝鮮の凄まじい貧困と、〇〇国などの支援で最貧国から立ち上がった韓国の今の繁栄を見れば、自由主義勢力が勝ったという他ない。トウ小平の改革開放(1980年)まで中共も貧しかったし、ソ連さえも1990年には消滅したのだから。
当時の中共は蒋介石・国民党軍との内戦で疲弊していたので朝鮮戦争には関わりたくなかったが、大スポンサーのスターリンから命令されていやいやながら参戦した。蒋介石に遺棄された国民党軍の残党を中心に中国人民志願軍(抗美援朝義勇軍、つまり政府とは関係ない集団という偽装)を作らせて参戦したものの“志願軍”は武器が足りずに体一つで突撃を命じられた。
“志願兵”は逃げると背後から督戦隊に機関銃で撃たれるから、彼らは生き残るために敵陣地に素手で向かい(多分両手を上げながら)保護を求めたそうである(林建良「日本よ、こんな中国とつきあえるか? 台湾人医師の直言」)。
狡猾な毛沢東は朝鮮戦争で国民党軍の残党、厄介者を体良く遺棄、処分したわけだ。ボスであるスターリンの命令に従いながら虎の子の兵器(日本軍の遺産やソ連製)を守り、厄介者の国民党軍の残党を処分する・・・災い転じて福となす、これが毛沢東流、庶人には到底真似のできない偉人、異人、変人、冷血漢、天才的狂人と言う他ない。
しかし、毛沢東も含めて中共は先進国と真正面から戦争したことがない。素人ながら思うに、戦意とか戦争ノウハウは「国家国民の戦争経験の蓄積」の中から得られるのではないか。戦国の武将は「5勝4敗あたりがいいんじゃないか」と言っている。勝ち過ぎると、それが必勝パターンになってしまい、やがて敵に読まれて大負けしてしまう、だから負けることからも大いに学ぶべし、ということだ。
日本人のDNAには「戦時にあっては指揮命令系統に従って命を惜しまず一丸となって戦う」というのがあると思う。ある映画監督は「日本人の男は兵隊役をさせるとびしっと決まる、女は娼婦役が実にいい」と言っていた。勇士と、それを癒す撫子・・・数千年、数万年の歴史の中で培われてきたDNAだろう。
武を尊ぶ、名誉の戦死、命惜しむな、名こそ惜しめ、時に応じては拙速を躊躇わず、というような「戦陣訓」を始め、教育勅語、五箇條の御誓文、さらに武士道などは脈々と受け継がれていると信じたい。
一方で支那の民族は「良い鉄は釘にならない」と乱暴狼藉な軍人、その親玉である覇者を恐れながらも侮蔑してきた。支那人にとって国家への忠誠心よりも「自分と一族」の利が最大の優先事項である。上に政策あれば下に対策あり、つまり私利私欲が最大の価値観であるように見える。
そういう民族が日本や台湾、さらに欧米印豪加に喧嘩を売って勝てるか。戦争の臭いを嗅ぎつけた英仏主導の“戦狼”空母打撃軍は日米と組んで訓練を重ねながら日台、中共方面に近づいている。中共を腑分け、解体していかに分配するか、「俺はロース」「わしはサーロイン」「拙者はヒレ」・・・中共が海千山千の戦争の犬たちを目覚めさせてしまった。
支那の良き人民は、列強に蚕食されたくないのであれば習近平一派を捕えてこうアピールすべきだ。
「下士官兵に告ぐ、今からでも遅くないから家庭へ帰れ、お前達の父兄は勿論のこと、国民全体もそれを心から祈っているのである。速かに現在の位置を棄てて帰って来い」
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
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