日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

講演会終わりました。

2017-12-04 21:54:25 | 発達応援
 朝は温かかったのに、冷え冷えとする夕方。
明日は寒くなりそうです。

 昨日は藤家寛子さんと浅見淳子さんの講演会でした。


お出でくださったみなさま、ありがとうございました。

 講演会、第一部は浅見さんの『凸凹キッズの未来に希望を持っていい理由」でした。

 特別支援教育の黎明期から発達障害の世界に関わって来られた、浅見さん。
その期待と失望、そして、独自路線を歩まれるまでをぎゅっと濃縮してお話しくださいました。

 内容については、講演会に来てくださっている方々もいらっしゃるので書きませんが、
浅見さんのお話を聞いて、肩の荷が軽くなった親御さんもいらっしゃったのではないかなぁ、と
思うことでした。

 そして、そのルールって、普遍的なのもなの?とか、
本気でみんな違っていい、ということをちゃんと意識したほうがいいよね、とか思うことでした。

 また、発達障害、とひとくちにいうけれど、
算数ができないから、漢字が書けないから発達障がいではなくて、
何を発達させるのか、ということを意識する時間と私にはなりました。

 鹿児島では、これから、もうちょっと先に、昨日の話がピピピーンと来る気もします。
「治そう!」と思いながら子どもに接する親御さん、仕事をする方々が増えるといいなぁと思うことでした。

 第二部は藤家さんの「自閉っ子的明るい未来の切り開き方」でした。

 これは、もう、藤家さんの本を読んでいても、
「ああ、そういうことかぁ」と自分の理解が浅かったな、というお話が満載でした。

 そして、藤家さんの話しを聞きながら、山を乗り越えるのは本人なのだけど、
「のぼってこい!」ではなくて、一緒にのぼる家族が大事だし、
山の頂きは見えないのだけど、確かに、頂上はある、ということを確信しました。

 一歩一歩。
つらい道のりもあるのだけど、一歩一歩歩むしかないのですよね。

 そして、きれいごとではなく、やっぱり、学校は行ったほうがいいですね。
「今」は行けていなくても、行くことを意識することは大切だと思います。

 みっちりお話ししてくださった、講師の藤家さん、浅見さん、
本当にありがとうございました。