日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

やってみたい!に勝るものなし!

2015-11-21 20:30:46 | 発達応援
 久しぶりの頭痛に朝から苦しみました。
原因は、からだの冷えです。

 11月というのに、暖かいので昨日は七分袖Tシャツ,7分丈パンツでうろうろ。
夕方、ちょっと、首筋が冷々するなぁ~と思ったら、このありさま。

 早めの風呂に浸かり、味噌煮込みうどんに一味をぶっかけて食べて、
内蔵が温まったら、痛みが遠くへ行きはじめました。

 油断大敵ですね。

 今日は、小2の子どもさんとのフォイヤーシュタインでした。

 消しゴムのラーメンやシュウマイ、餃子などを分解して、
元のように作るという遊びをしました。

 いつも算数でも使っているおにぎり消しゴムが、ご飯と海苔と梅干しに分解できるので、
ラーメンやシュウマイ、餃子などの中華消しゴムも分解できるんじゃないかな?と、
思ったのではないかと思います。

 「できたてにするから」といって、
たくさんある中華消しゴムを次々に分解しはじめました。

 この様子を見ながら、
子どもにとって、同じものを見たり触ったりすることは大切なんだなぁ、と
つくづく思いました。

 中華消しゴムは、これまでも何度も算数のときやフォイヤーシュタインの遊びの場面で出てきています。
しかし、「分解して、でき立てにする!」と言ったのは今回がはじめてです。

 何度も手にして、色々な方向から見るとはなく、見て、
差し込んである穴を見つけたり、ちょっと浮いた感触を感じたりしながら、
「分解できそうだな。」と心の中にあたためて、
そして、やがて実行に移すときが来るのですね。

 分解しないものを見本として、1つずつとっておいて、
その子が目についた限りの中華消しゴムは分解して、「できたて」の中華消しゴム作りが始まりました。

 途中、味噌ラーメンとチャーシューメンのどんぶりを間違えて、
「見本見てね、どう?」というと、
「あ、間違えた!」と自分で気がついて直したり、
肉まんについているレタスをシュウマイに敷いたのを直したりもしました。

 自分が興味を持ちやりはじめたことは、
細部を見比べて、正しい形に直したり、面倒な作業も厭わないのですね。

 そうして、すべての中華消しゴムを元通りの形に直すことができました。

 自分の中から出てくる、「やってみたい」に基づく遊びや学習は、
本当に大切だなぁ、との思いでいっぱいになった、今日の学習の時間でした。



 

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