ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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福島原発事故損害賠償請求訴訟第1回裁判期日,取消!

2014年01月16日 11時10分33秒 | 相続
裁判員辞任続き…公判やり直し 放火事件で水戸地裁(朝日新聞) - goo ニュース
 大阪地方裁判所で2月3日に始まる予定だった,国や東京電力に対する損害賠償請求訴訟の第1回裁判の期日が取り消され,またあらためて,指定されることになりました。
 というのは,原発事故の被害者が,昨年9月17日に提訴し,その後,訴状に貼る印紙代(裁判所利用手数料)の支払い猶予を求める「訴訟救助」申立を行ったところ,大阪地方裁判所は,原告全員に訴訟救助を認めてくれました。
 ところが,この温情あふれる決定に対し,国が,異議(即時抗告)を出し,そのため,その訴訟救助申立事件が,大阪高等裁判所で審理されることになったからです。被害者が印紙代の支払いをチョッと待ってくださいと言っているだけなのに,なぜ国は裁判所の決定をケシカランと言うのか,ホントに,怒りを通り越して悲しいです。
 それはともかく,裁判もいろいろな理由で,延期されたりするのです。したがって,この放火事件の裁判員裁判がやり直しとなったとしても,特に驚くべきことではありません。
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森松明希子さんの本「母子避難、心の軌跡―家族で訴訟を決意するまで 」(かもがわ出版)

2014年01月16日 05時34分59秒 | 相続
Amazonによると
 『内容(「BOOK」データベースより)
安心した支え合いのなかで自らを語り始め、家族4人で訴訟を決意するまでを赤裸々に綴る。幼子を抱えて避難した母親の感動の手記。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森松/明希子
1973年兵庫県伊丹市生まれ。福島県郡山市在住中に東日本大震災に被災。当時3歳1ヶ月と0歳5ヶ月の2児を連れて1ヶ月の避難所暮らしを経て、2011年5月から大阪市へ母子避難。大阪府の被災者雇用創出制度(通称JOBフェニックス事業)を活用し、大阪市北区社会福祉協議会に臨時派遣職員として勤務。「東日本大震災県外避難者西日本連絡会まるっと西日本」共同世話人、「関西Futureコミュニティー」副代表、「避難ママのお茶べり会」世話人、「避難・移住・帰還の権利ネットワーク」メンバー。原発賠償関西訴訟原告団代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 』とのことです。
  私も,森松さんの本,3冊以上購入して,読みます。さらに,この福島原発事故被害問題に無関心の方にこの本を贈呈します。
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