ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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弁護士費用は高いか

2014年01月22日 11時57分44秒 | 相続
 私が今,関わっている2つの事件で,弁護士費用が高い,と言われました。
 高いと思うのなら,私に事件を依頼などするな!と言えばよいだけのことですが,ここでは,一般論として,弁護士が提供するサービスと報酬の関係について説明します。
 つまり,例えば,今は他人の手中にあるモノを取り戻す事件の場合,そのモノの価値を金銭評価して,その一定の割合を弁護士報酬として支払っていただきます。この場合,このモノを実際に取り戻した場合,依頼者は,そのモノの価値をゲットしただけでなく,同時に紛争が解決され,安心して夜寝ることができるようになった=精神の安定も得られるのです。特に,この後者の点をほとんど依頼者は紛争が解決したとたんに完全に忘れ去るのです。
 この点を理解した上で,弁護士が出す報酬見積書(請求書)を見て欲しいです。
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裁判所に弁護士も事務員も来ない?

2014年01月21日 05時12分25秒 | 相続
 昨日,ある地方裁判所において,民事裁判の第1回に出席しました。
 しかし,相手方の訴訟代理人弁護士は,答弁書と準備書面だけを提出して,法廷には来ませんでした。これ自体は,「擬制陳述」と言って,1回だけ許されます。このような場合,私の感覚では,次回の裁判の日程を決めるために事務員が来て,次回の裁判の日時を決めるのです。ところが,昨日の裁判所では,事務員も来ず,法廷から裁判所書記官が相手方の弁護士の事務所へ電話して,次回裁判の日程を決めたのです。
 こういうやり方に違和感を覚えつつも,弁護士も事務員も忙しいことは結構なことだと納得していたのですが,なんと,その数時間後に裁判所書記官から連絡があり,法廷で決めた次回裁判の日時では相手方弁護士が差支えだと言うのです。
 その後いろいろあって,ようやく第2回裁判の日程は決まりましたが,こちらの訴えを少なくとも弁護士は非常に軽く考えているとしか思われず,むなしさだけが残りました。
 
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福島原発事故損害賠償請求訴訟説明会の実際

2014年01月19日 16時02分18秒 | 相続
 昨日は,この2月下旬に予定されている第3次提訴に向けて説明会を行いました。3年の消滅時効の完成が近づきつつあることもあって,ほとんどの参加者(被害者)は,国と東京電力を相手方として訴訟を提起することを決断されていました。
 
 その中に,福島県T市から孫を連れて大阪へ避難してきた方がおられました。弁護士を除く参加者が自己紹介をした際,その人は,あの日からいかに辛酸をなめて,ここまで来たかを語られました。それはいつ終わるともなく続きました。誰かに聞いてほしかったのでしょう。
 この想い(おそらく他の被害者も同じです。)を,国や東京電力にわかってもらうために,我々弁護団はベストを尽くします。
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福島原発事故損害賠償請求訴訟説明会

2014年01月17日 20時27分05秒 | 相続
 平成26年1月18日(土曜日),午後1時から,大阪弁護士会館において,福島原発事故損害賠償請求訴訟の説明会を行います。
 大阪に避難して来られている被害者の方々だけでなく,どこに避難されていても,参加できますので,国や東京電力を相手方として訴訟を提起することがどのようなことか知りたい被害者の方々,厳しい非難生活の現状を何とか打破したいと思う被害者の方々は,是非,参加してみてください。
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福島原発事故損害賠償請求訴訟第1回裁判期日,取消!

2014年01月16日 11時10分33秒 | 相続
裁判員辞任続き…公判やり直し 放火事件で水戸地裁(朝日新聞) - goo ニュース
 大阪地方裁判所で2月3日に始まる予定だった,国や東京電力に対する損害賠償請求訴訟の第1回裁判の期日が取り消され,またあらためて,指定されることになりました。
 というのは,原発事故の被害者が,昨年9月17日に提訴し,その後,訴状に貼る印紙代(裁判所利用手数料)の支払い猶予を求める「訴訟救助」申立を行ったところ,大阪地方裁判所は,原告全員に訴訟救助を認めてくれました。
 ところが,この温情あふれる決定に対し,国が,異議(即時抗告)を出し,そのため,その訴訟救助申立事件が,大阪高等裁判所で審理されることになったからです。被害者が印紙代の支払いをチョッと待ってくださいと言っているだけなのに,なぜ国は裁判所の決定をケシカランと言うのか,ホントに,怒りを通り越して悲しいです。
 それはともかく,裁判もいろいろな理由で,延期されたりするのです。したがって,この放火事件の裁判員裁判がやり直しとなったとしても,特に驚くべきことではありません。
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森松明希子さんの本「母子避難、心の軌跡―家族で訴訟を決意するまで 」(かもがわ出版)

2014年01月16日 05時34分59秒 | 相続
Amazonによると
 『内容(「BOOK」データベースより)
安心した支え合いのなかで自らを語り始め、家族4人で訴訟を決意するまでを赤裸々に綴る。幼子を抱えて避難した母親の感動の手記。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森松/明希子
1973年兵庫県伊丹市生まれ。福島県郡山市在住中に東日本大震災に被災。当時3歳1ヶ月と0歳5ヶ月の2児を連れて1ヶ月の避難所暮らしを経て、2011年5月から大阪市へ母子避難。大阪府の被災者雇用創出制度(通称JOBフェニックス事業)を活用し、大阪市北区社会福祉協議会に臨時派遣職員として勤務。「東日本大震災県外避難者西日本連絡会まるっと西日本」共同世話人、「関西Futureコミュニティー」副代表、「避難ママのお茶べり会」世話人、「避難・移住・帰還の権利ネットワーク」メンバー。原発賠償関西訴訟原告団代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 』とのことです。
  私も,森松さんの本,3冊以上購入して,読みます。さらに,この福島原発事故被害問題に無関心の方にこの本を贈呈します。
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当選?

2014年01月15日 21時34分55秒 | 相続
昨年,神戸市主催の以下の講座の第3回と第4回に受講の申込を行いました。
 『「グリーフケア(悲嘆を癒やす)を学ぶ講座(全4回)」の開催
趣旨
人は、親しい人をなくした時、深い悲しみ、孤独や絶望などにおそわれ、ふだんの生活に戻ることが難しくなります。また、他者の言葉に非常に敏感になったり、逆にまったく受け付けなくなったりと様々な影響を受けます。犯罪や交通事故のほか、自死、災害等で近親者をなくし、悲嘆している人の心に寄り添い、支える人材を育成する講座を開講します。
日時:平成26年1月31日(金曜)から平成26年2月21日(金曜)毎週金曜日18時~19時30分
会場:危機管理センター(市役所4号館)1階
内容
第1回(平成26年1月31日)
「死別を体験した子どもをささえるために~支援になること・ならないこと~」
高橋聡美氏(つくば国際大学医療保健学部看護学科教授、NPO法人子どもグリーフサポートステーション理事)
第2回(平成26年2月7日)
「心療内科医からみたグリーフケア」
村上典子氏(神戸赤十字病院心療内科部長)
第3回(平成26年2月14日)
「犯罪被害で大切な方を失った遺族への心理的ケア」
中島聡美氏(独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所成人精神保健研究部犯罪被害者等支援研究室長)
第4回(平成26年2月21日)
「犯罪被害者遺族の立場と支援者としての立場から考えるグリーフケア~悲嘆と新たなる再生~生きることを支えるスピリチュアルケアとは~」
本郷由美子氏(上智大学グリーフケア研究所専門コース、日本スピリチュアルケア学会認定スピリチュアルケア師、精神対話士)

定員
各講座50名(申込多数の場合は抽選)
受講料
無料(事前に申し込みが必要です) 』
 申し込み多数だったものの,私が当選したそうです。中島さんや本郷さんのお話をしっかりお聞きして,勉強してきます。
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事務所の支店を出したい

2014年01月14日 15時21分24秒 | 相続
 今日は,関東地方在住の犯罪被害者遺族の方からの相談がありました。それは,私が何とかしてあげたい!と思わずにはいられないものでした。
 しかし,その相談者と面談して簡単な打ち合わせを行うだけでも,丸1日を費やすことになり,出張日当等相当の費用がかかってしまうことからすると,当面,電話でアドバイスに留めざるを得ませんん。
 こういう場合のために,東京に支店を出したい,でも地震が怖いと今の事務所を開設して以来,初めて思いました。
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妙心寺の雲竜図

2014年01月13日 18時48分05秒 | 相続
 今日は,朝一番で,京都の妙心寺で,狩野探幽作「雲竜図」を見てきました。
 「法堂」の天井いっぱいに描かれたもので,思っていたよりも大きかったですが,なぜか古さを感じさせなかったです。また,写真ほどセピア色でもなかったです。
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河内長野マイタウンオペラ・小ホールシリーズ

2014年01月12日 09時13分32秒 | 相続
http://lovelyhall.com/event/2014/140111_kamen/140111_index.html
  昨日は,河内長野ラブリーホールで,オペラ「仮面舞踏会」を観劇してきました。

  このオペラは,河内長野マイタウンオペラ・小ホールシリーズの一環として開催されたものですが,毎回レベルが高く,1回きりの公演がもったいないです,本当に。
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