ニューヨークのカーネギーホールでのコンサートを実現したX JAPAN のリーダーであるYOSHIKI。幼少時代は、父親の影響でクラシック音楽に興味をもち、現在に至っても、数々の楽曲の根底にクラシックの要素が見い出すことができる彼の楽曲は、美しく深い想いが綴られており、何度聴いても新しい想いを抱かせてくれる気がしている。
「YOSHIKI クラシック」としての演奏会は、X JAPAN の楽曲によるアコースティックバージョンが主だったようだが、今回は、本人の思い入れの強いベートーヴェンのピアノソナタも披露されたようで聴いてみたかった。以前アントンKが聴いたクラシックコンサートは、やはりバンドからの楽曲の編曲が多く、ちょっと興ざめした想いがあったが、あれから10年以上の歳月が経ち、今さらになって、どんな内容だったか気になり出している。
来月には、彼らの自叙伝のような映画のサウンドトラック「We Are X」が発売される。そしてニューアルバムも今後ひかえていると聞いている。数々の苦難を乗り越えてきた彼等のことだ。今年こそは大暴れしてくれるだろう。楽しみに待ちたい。