アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

若き血に燃ゆるもの~DD51石炭列車の軌跡

2020-02-10 19:00:00 | 鉄道写真(DL)

専用貨物列車の流れを受けて、またかつての画像より掲載。

よくよく考えてみれば、国鉄時代まで遡れば、この手の専用貨物列車は、全国で見られたはず。アントンKには縁が無かったが、夕張や釧路臨海、はたまた室蘭本線で多数石炭列車は走っていたであろうし、九州地区でも数えればキリがないほどだろうか。こんな列車たちを見ることすら出来なかった腹いせも確かにあったと思うが、被写体として美しく撮り甲斐のある列車と考えていたアントンKだから、無意識のうちに、自然と狙っていたのかもしれない。

今回の掲載写真は、山口県美祢線を往く石炭専用列車。盆休みに帰省を兼ねて寄り道し撮影した時のもの。当時は半日もいれば、もう十分すぎるくらいの列車本数があり、こんなローカル線を忙しく動き回った思い出がある。非電化区間であり、凸型を好まなかった当時のアントンKだが、セキ6000形の貨車が延々と続く編成に、写真でしか見られなかったD51の石炭列車をダブらせたのかもしれない。久しぶりに画像を見て、あの頃の想いが浮かび上がる。

1996-08-08   5663ㇾ  DD51881  JR西日本/美祢線:湯ノ峠-松ヶ瀬(信)