アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

淘汰が進む国鉄型車両~113系東海道線

2023-01-14 20:00:00 | 鉄道写真(EC)
どこか世話しない年明けを迎え、1月も早中盤に差し掛かる。いつもこの時期になると、アントンKの場合は、今年の来日演奏家やオケ、その演奏楽曲の下調べ、または国内オケの定期公演での指揮者や日程など把握して、自分の中で取捨選択を行い、今年一年のスケジュールをイメージしたものだった。それに加えて、鉄道撮影の時期とポイントを組合せ、出来る限り効率よく趣味を楽しみたいと考えたもの。大方今でもそんな想いは変わりないが、いまだ混沌とした世の中だからか、自分の身の置き方のせいなのか、昔に比較したら、随分そんな計画もおぼろげになってしまった感があり情けなく感じている。これも一時期の通過点と考えながら生きているが、一日一生、今は何事も気の済むまま進むしかないか・・
国鉄時代を生きた車両たちが次々引退してゆき、元気な姿が見られなくなってしまった事を実感している昨今であるが、その想いは加速度的に早くなっていると感じている。この春のダイヤ改正では、高崎線等で活躍していた651系電車がE257系電車に道を譲ると聞いた。651系電車というと、国鉄型485系電車の後輩にあたり、アントンKの中では、いまだ651系というと、常磐線を走る「スーパーひたち」の印象が強く残っているが、誕生からすでに30年以上の歳月が経っているのだから当然の成り行き、アントンK自身が流れに取り残されていることを実感しているのである。鉄道開業150年という節目を迎えた割には、それに伴うイベントが少なく目玉が無いと思っているのはアントンKだけだろうか。もちろんまだコロナ禍である以上仕方がないことだと頭の中では理解しているつもりだが、どこか腑に落ちず切ない気持ちになっている。
掲載写真は、長年走り続けてきた東海道線で最後の力走を見せる引退直前の113系電車。晩年は、グリーン車だけ他形式を組み独特な編成美だったことも今や懐かしい思い出となった。
2006-03-08           748M       東海道本線:鶴見付近



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