アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

YOSHIKI クラシック

2017-02-18 10:00:00 | 音楽/芸術

ニューヨークのカーネギーホールでのコンサートを実現したX JAPAN のリーダーであるYOSHIKI。幼少時代は、父親の影響でクラシック音楽に興味をもち、現在に至っても、数々の楽曲の根底にクラシックの要素が見い出すことができる彼の楽曲は、美しく深い想いが綴られており、何度聴いても新しい想いを抱かせてくれる気がしている。

「YOSHIKI クラシック」としての演奏会は、X JAPAN の楽曲によるアコースティックバージョンが主だったようだが、今回は、本人の思い入れの強いベートーヴェンのピアノソナタも披露されたようで聴いてみたかった。以前アントンKが聴いたクラシックコンサートは、やはりバンドからの楽曲の編曲が多く、ちょっと興ざめした想いがあったが、あれから10年以上の歳月が経ち、今さらになって、どんな内容だったか気になり出している。

来月には、彼らの自叙伝のような映画のサウンドトラック「We Are X」が発売される。そしてニューアルバムも今後ひかえていると聞いている。数々の苦難を乗り越えてきた彼等のことだ。今年こそは大暴れしてくれるだろう。楽しみに待ちたい。


京急お花見前線到来

2017-02-15 10:00:00 | 鉄道写真(私鉄)

まだまだ寒い日が続いているのに、もう満開を迎えているここ三浦半島三崎口。

雲一つない青空のもとスカイブルートレインが爽快に走ってきた。やはり京急=赤というイメージがあるのか、このブルートレインが姿を現すと、ギャラリーではドヨメキが・・・何だか楽しい!

2017-02       京浜急行久里浜線/三崎口にて


信越線を走ったシュプール号たち

2017-02-12 10:00:00 | 鉄道写真(EL)

昔の写真が続いてしまい恐縮だが、いつもこの時期に撮影のターゲットとしていた列車は、前出の上越線のEF16の次には、信越線のシュプール号があった。

EF16の時代とは、およそ10年の隔たりがあるが、国鉄がJR化された90年代は、世の中スキーブームが到来し、例年この時期は、山へと向かう高速道路は週末大渋滞は当り前。関越道は全通していたが、上信越道はまだ未通で長野までだったか、佐久までだったか・・・

自動車に負けじと、鉄道も各社こぞってスキー列車を全国で走らせていたが、アントンKは、中でも長野県北部に位置する黒姫・妙高地区を目指す列車達には目が離せないでいた。当時は、スキー列車を「シュプール」号と名付けてイメージアップを図り、専用列車としてスキーヤーを輸送していたが、関東からはもちろん、関西からの列車も週末に向け数多く設定されていたのである。使用する車輛達も魅力的で、485系、489系、581系は当り前に使用され、かつ併結運転も普通に見ることが出来た。また、夜行列車として現地を目指していたから、寝台列車のごとく14系や24系を使用したシュプール号、その当時の団体用客車(ジョイフル客車)を使用した列車も設定されて、バラエティ豊かな華やかな列車たちが、この信越線を飾っていたと言っていいだろう。

今回掲載するのは、アントンKが色々なバリエーションのある列車達の中で、特に気に入っていたEF64の重連が牽引する14系12両編成。この列車は、関西から夜行列車として長野までやってきていた「シュプール栂池」。毎年使用する客車が違っていたが、やはりこの14系で統一された編成が、オーソドックスではあるが一番印象に残っている。冬の山の中だから当たり前だが、こういった雪中撮影は思うように撮影出来ず本当に苦労した想いが甦る。シャッターを切る数秒前まで、天気にヤキモキして何度気を揉んだことか。この時は運よく風が止み、編成後部まで見渡せたようだ。

もし現代にもこんな列車達が設定されていたら、どんなことになるんだろうか。そもそも時代が当時とはまるで異なってしまったから、夜行で、それも列車移動なんてしないのが大半なのだろう。スマホ片手にマイカーでそれぞれ行きたい時に行きたい所へ出かけて行くのが現代のスマートなやり方なのだろう。こういった専用列車は消滅し、夜行列車も消えて行った現在、今さらながら色々考えさせられている。

1994-02-11      回9327レ EF641032+1051    JR東日本/信越本線:北新井

                 PENTAX 67 にて撮影


EF16 冬の上越線の思い出

2017-02-11 10:00:00 | 鉄道写真(EL)

毎年今の時期に撮影に出ると思い出すことがある。それは冬の上越線での撮影のことだ。

まだ上越国境をEF16が現役で活躍していた頃、アントンKも学生だったことから、試験休みをかこつけてよく上越線へと出向いていたのだ。この時代は、もちろんまだEF58も現役で全国を走っていた時代だったが、当時から周りの仲間の意見に反し、どういう訳かアントンKには北のゴハチが魅力的に感じて、機会を見つけては長岡区や高崎区のゴハチを狙いに行ったもの。大窓で東海道を走る暖地型ゴハチもカッコ良いが、スノープロウやツララ切りを装着し電暖灯が眩しい寒冷地型仕様は自分の中では別格だった。特に豪雪地の上越線を行くゴハチは、別形式のごとく印象が違っていたように思う。

ここでは、三国峠の番人とも言えるEF16の一番好きだった11号機。福米時代から引きついでいる貫通扉にもヒサシが残っている機関車を掲載してみる。ここ石打でのバルブ撮影は何度となく行っているが、この時が一番気象状況がよく気に入っている。深夜の時間帯に、特急、急行が4本、立て続けにやってきて、さらにその合間に写真のような貨物列車が来るのだから、今にして思えばこれが本当のゴールデンタイムと言えるかもしれない。無心になってシャッターをきっていたからか、眠気や寒さなどは忘れ去り、後になってから気だるくなった日のことがまるで昨日のことのようだ。

1980-02-10  660レ  EF1611+EF15163      上越線/石打にて


スタイリッシュな「四季島」

2017-02-08 10:00:00 | 鉄道写真(EC)

四季島の試運転は相変わらず行われているようだが、先日たまたま時間が合ったので、撮影のため寄り道してきた。

この四季島が登場してから、結構の時間が経っていると思うが、未だに営業運転をしている訳でもなく、広範囲に渡りあちらこちらの試運転を重ねている。やはり社運を懸けてデビューを飾った車輛だけあって、かなり丁寧に念入りに全てが準備されている印象を受ける。趣味誌やネット上でも随分とこの四季島E001系を見かける機会が多いから、慣れっ子になってしまい最初に受けた衝撃は薄れている。

アントンKも今まで機会を見つけては撮影してきたが、まだ物珍しさだけが先行して、写欲はなかなか沸いてこない。実際に営業運転に入り、東日本の各地での数々のシーンを見てまた印象が変わるのだろうか。まだ今はよくわからない。

今回は、低い位置から短いレンズで大きく撮影してみた。こう撮ってみると、先頭車両の斜めに切れたカットと、ガラスに覆われた黒い部分の前に突き出た角度が、前のめりに映りカッコ良い。ロマンスカーを飛び越えた、未来の鉄道車輛のような印象をもった。屋根も高く、また床下機器は、E26系客車のようにカバーで覆われているから、空気抵抗が少なく速そうだが、写真の撮り方で随分とイメージが変わってしまうようである。

小さな窓がたくさん並んでいたり、特徴ある模様が描かれていたりと、まだ見所が多くありそうな四季島E001系だが、乗車には縁がなさそうなので、せめて撮影くらいは好みの絵柄を見つけようと思っている。

2017-01       四季島E001系            JR東日本/ 総武本線