ブラスのきいたロック
心地よいリズムで身体が揺れる
浜省の作品でも好きな一つ
「今夜こそ」
６枚目のアルバム
Home Bound に収録
1980年に発売のこのアルバム作品
時代を表す
表現の詩の世界
刹那的に生きる
女性を見守る彼
どこか昔のアメリカ映画の
情景が重なるような
世界観を歌った
「今夜こそ」
君を連れ出すことで
過去への復讐と止まった時間を
進めようとする彼
前を向いて生きることに
彼は彼女を今いる場所から
連れ出すことで
状況を変えれると信じて…
こうした
少し汚れた女性
を救いたい
そこに思いを寄せてしまう
純情な男は
あの時代そんなパターンの関係も
ありがちだった。
今夜こそ
今夜こそ
と連呼して
新しい景色を二人で
見るために
勇気希望をこめて聴ける
歌だ。
人生の中でここ1番力を込めて
思いを込めて
行動することはそうそうあるものではない
好きな女のために
一途になれるそんな時期が
蒼くて、不器用さもあって
不様な様相もあって
行動できることは
若い時にだけできる
特権だ
瞬発力のあるのは
若い時だけ
それは身体も心も同じだけ動けるからこそ
強い気持ちは
いつまでも
持ち続けたい