明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

トランジスタ.ラジオ RC サクセション

2022-12-17 22:23:00 | 僕の音楽日記
昨日で吉田拓郎さんのラジオ
オールナイトニッポンゴールドが
終了した。
半世紀にわたるラジオ放送での
活躍

ラジオという媒体で天下を取った
と言っても過言ではない
吉田拓郎さん

パーソナリティについてから
深夜放送という枠の中で
TVと違う文化を築きあげていた
あの時代のラジオ
ミュージシャンがラジオで話で
人気を取るという
それも前例のないことだった
それまでは
ラジオは局アナが深夜放送枠を始め
そのうちタレント
噺家、
いわゆる芸能人あちら側の人も入り込んでくる中
フォークブームの中
中心にいた
吉田拓郎さんが
さらにラジオの火付け役にもなり
その後ミュージシャンたちの
パーソナリティ枠は拡大していく

フォークの人たちは話も面白い
という流れができていたから

深夜放送には
あの頃
吉田拓郎さんを筆頭に
山本コータローさん
南こうせつさん
泉谷しげるさん
さだまさしさん
谷村新司さん
などたくさんのミュージシャンたちが
深夜放送で活躍していた。

吉田拓郎さんも
ラジオ関東という放送局から
番組が始まり

ニッポン放送の
バイタリスフォークビレッジ
TBSラジオでの
たくろうの気ままな世界
とか
パック イン ミュージック
やら

ニッポン放送
オールナイトニッポン

そして
文化放送の
セイヤング

三大放送局の深夜放送をも制覇をして
ラジオパーソナリティ
吉田拓郎ここにあり!を
示したこともあった。

時代はラジオという媒体のもつ
チカラは確かに弱くはなっていった
誰もがTVでは集めることのできない
情報だったり
楽しさだったりが
ラジオからダイレクトに繋がりもして
また、受け取ることもできたあの時代。

最先端を若者は手に入れようと
いつの時代も輝きの中心に
いようとする

流行りは一瞬の煌めき

そこには
儚さも華やかさも同居する

一時代を築いた
栄光を引きずりながらの
過去の産物にはならず

今なお第一線で活躍している
アーティストたち
そう、あの時代の輝きの中にいた
アーティストたち
彼らもまだ健在なのだ

息の長い活躍をされていて
やはりベースはラジオだったのだ
ラジオとLIVE、コンサート
この二刀流が
やはりファンとの距離を縮めていった
1番の近道だったのだ

ラジオの周波数が合わずに
雑音混じりでなんとか
エアチェックして
ラジオに耳をつけて
パーソナリティの声をひろう

眠たい目をこすりながら
聞き逃すことなく
何よりも使命感をもって
聞くことを優先していた
ラジオ番組

笑ったり、怒ったり
泣いたり
頷き、勇気をもらったり
あの頃のラジオは楽しく
熱く、充実していた。


今も深夜放送は
芸人さんを中心に話の面白い
人たちから
ミュージシャンも入り乱れての
番組とリスナー枠は埋められている。

好きなアーティストの語るコトバは
宝石のようで
その一字一句を逃さないような気持ちで
聞き逃しのないように
緊張して聞いていたこともあった
ラジオ

今はタイムフリーとか
聞き逃してもまたあとから
聴くことができるようで…

録音してとかYouTubeでも
楽しめたりもできるようにもなった

あの頃はカセットテープにラジオ番組を録音するにしても
時間枠がとぎれたり
テープに収まらないこともしばしば
うまく番組を綺麗に収録できなかった

それだけに
やはり貴重な、時間、番組だったラジオ


吉田拓郎さんは今回で
ラジオを
撤退する意向。

永きに渡って
楽しませてくれたあの口調
そして音楽情報を流してくれたり
ラジオでしか話せないことや
「大切」をたくさん聞かせてくれた。

色々ありがとう!
そして
お疲れ様!


授業をサボって
その時、その時間でしか
聞けなかった
LIVE演奏のラジオだったりを
聞いたりもした懐かしいあの時代

もう。ラジオは
身近にはなく
だんだん
遠ざかってしまった…