もともと
作詞:阿久悠 作曲:吉田拓郎
赤々と咲く曼珠沙華
ひゅるひゅると泣く秋の風
今男ひとり たたずみ
唇に煙草くわえて
過ぎた恋を思い出す
あのひとは今 しあわせか
我をはればまた傷がふえ
身をひけば見る夢もなく
あのひとを胸に抱いて
ただ思い悩む月日に
別れ告げて来たけれど
あのひとは今 しあわせか
日は傾いて 酒恋し
酒のめばまた人恋し
色あせた春のなきがら
抱きしめてひとり眠れば
赤い花の夢を見る
あのひとは今 しあわせか
あのひとは今 しあわせか
ショーケンこと萩原健一氏に提供するはずの作品だった
「君麗しのかんばせを」
作詞藤公ノ介作曲吉田拓郎
というクレジットでアルバムにも入る予定、シングルにもなるはずだった。
拓郎さんの曲がボツになったか?
お蔵入りした作品。
その後
清水健太郎さんの作品へ、転用。
阿久悠さんの詩にピッタリ
ハマって素晴らしい男の哀愁歌としての作品となった。
赤々と咲く曼珠沙華…
彼岸入り19日より
22日火曜秋分の日中日
そして25日彼岸明け
年2回お彼岸があるが
赤く燃え上がる
彼岸花を見るたびごとに
あの人の事を思い出す。
心の中では
「さらば」と手を振ったはずなのに
突然のサヨナラ
嫌いになったわけじゃない
サヨナラ
本当の理由を知らないままの
サヨナラ
どのあたりに住んでいるのか
あの人の家を探してみたり
でも見つからず
もう一度 一目会いたくて…
別れてから何度かそうゆう気持ちが
やはり年、二回程
小波のように
押し寄せてくる。
普通、どこかでバッタリ会ったり
するものなのだろうけど
会わないというのは
本当に縁が無かったってこと
なんだろうか?
やっとの思いで付き合ったけれど
デートらしいデートもなく
電話も親が厳しく一回、二回ほどあとは手紙でやりとり
あまりにも
短く切ない 早く終わった春
のような恋。
音楽でたとえると
イントロが長く
歌がすぐ終わった感じ。
名曲の雰囲気を漂わせ期待を持たせる素晴らしい歌への入り方で歌い出しから
すぐエンディングというそんな恋だった。
あの人は今幸せか…
歌のフレーズが尚更
思いと歌を引き寄せる
作詞:阿久悠 作曲:吉田拓郎
赤々と咲く曼珠沙華
ひゅるひゅると泣く秋の風
今男ひとり たたずみ
唇に煙草くわえて
過ぎた恋を思い出す
あのひとは今 しあわせか
我をはればまた傷がふえ
身をひけば見る夢もなく
あのひとを胸に抱いて
ただ思い悩む月日に
別れ告げて来たけれど
あのひとは今 しあわせか
日は傾いて 酒恋し
酒のめばまた人恋し
色あせた春のなきがら
抱きしめてひとり眠れば
赤い花の夢を見る
あのひとは今 しあわせか
あのひとは今 しあわせか
こちらが
原曲 よしだたくろうさん
歌唱
「君麗しのかんばせを」
そして
曲だけが変わって世に出た
ショーケンの
「美わしのかんばせ」
この曲、、しりませんでした。
こうした、隠れてしまったものや
自分が見過ごしてしまったまま、埋もれてしまう曲を
こうして、艶やかに、
明日の葉っぱさんの思い出とともに、蘇っていくのって
ちょっとしたマジックを見ている気持ちになります。
忘れぬ人がいた、、。
彼岸花を見ると思い出すだなんて
思い出は哀しくとも
ステキな人だったのでしょう。
毎年花は咲きます。
毎年、思い出すなんて
その方は、幸せな方です。
きっと
幸せにいると思います。
そう願っている人がいるのですから。
ふと、私も、そんな人がいるかな?
なんて思ってしまいました(笑)
彼岸花を見て思い出すなんて…
でもその人は生きてるいるのか?もう、お亡くなりになったのかさえ分からず…そんな思いがふと、彷徨う頃が彼岸の頃なんて、おかしな話です。
「さらば」という歌をふと、聞いて
改めて思い出しました。