明日の葉っぱ(8×8)=69

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伽草子 吉田拓郎

2020-09-07 19:53:00 | 僕の音楽日記


雨もふりあきて
風もやんだようだね
大型で最強の台風10号も日本を抜け
ひと段落。

嵐の後
少しおさまった夜に
しんみり聞きたい歌
「伽草子」
この歌は1973年
よしだたくろうが受難の年だった歌、そしてアルバムでもある。

「伽草子」ってタイトルを初めて
知った時
なんともメルヘンチックで
そしてこの歌も
優しく。
比較的暴力的な激しいイメージの
よしだたくろうさんの歌の世界

「結婚しようよ」や「旅の宿」のような売れた歌以外は意外と
激しい感じの歌が印象。

この「伽草子」は
よしだたくろうさんの本質的な
優しさを垣間見た気がした。

いわゆる
ギャップ萌え
というやつ。

僕の大好きな人も
この歌を聴いて
よしだたくろう らしさ
本質のよしだたくろう
を感じたと教えてくれた。

友達の家でレコードを聞かされて
色々吉田拓郎のレコードを何枚も何枚も興味もないのに
聞かされて 通り過ぎていった曲たちの中で
棘のように
刺さってた曲が「伽草子」だったんだって…
優しくていい歌で好き。
と教えてくれた。

♪も少し 幸せに
幸せになろうよぉ〜

という歌の最後のフレーズが
しみじみさを深くさせる。

僕も吉田拓郎さんの歌の中で
この「伽草子」は大好きな曲なのだ。
今より
もう少し
もう少しだけ
幸せになろうよ
と告げる
男女の会話が
なんとも優しさに満ちたもので
強要するわけでなく
同じ方向を見つめていこうと
する心根を感じる。

2番の
♪君も少しは
お酒を飲んだらいいさ

というところからも
君に対して
絶妙な距離感で
包み込んでいる。

物語の中で夢を見続けている今なら

♪君の絵本を閉じてしまおう
と揶揄している
そして
大事なメッセージ
『もう少し 幸せに 幸せになろうよ』と告げてこの歌は終わる


夢を完全に覚ませるわけでなく
夢みがちな中においても
今から先の幸せを探していくことが
わかると
聞いてる僕たちも微笑ましく聴き終えてしまう。

9月7日
24節気のうちの今日は
白露…
  1. 二十四気の一つ。秋分の十五日前、陽暦九月八日ごろで、このころから秋気が進んで露を結ぶとされる。









もう秋が暦の上では進んできている。




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