1972年から1973年にかけて
悪魔扱いされた人は町内から追放。
新しい時代が始まる
悪魔は人間自身と学者が勘違いした見解を発表
世の中が完全におかしな方向に進み始める
四丁目の小野さんの長男が
週刊少年マガジンに連載された
「デビルマン」という漫画があった。
悪魔との合体で
人間の意思が悪魔の意思を押さえられたものが「デビルマン」として
人のために悪魔と戦う物語。
善と悪の単純なヒーローものの漫画から
時代的な混迷と不安な時代、世相を反映するような
物語は極端に
バットエンドへと流れて
終わった漫画。
今の新型コロナウィルスにおける
世の中のギスギス感とよく似た場面がある。
、
悪魔扱いされた人は町内から追放。
16世紀の魔女狩りのような
日々になった場面がある。
そこにいたるまでは
こうだ。
デーモン悪魔が無差別合体をし、人類に総攻撃をかけてきた。
人類への宣戦布告。
新しい時代が始まる
戦慄の時代が始まると…
平和日本も終わりだと…
悪魔になりそうな人間を炙り出し駆除する
魔女狩りの様相になる世の中、
悪魔特別捜査隊というものを結成。
そして
悪魔は人間自身と学者が勘違いした見解を発表
不満因子が悪魔になる
悪魔になるまえに
炙り出して殺す事に
ついに
人間狩りとなっていく
世の中が完全におかしな方向に進み始める
見えないものに怯えて
その恐怖から逃れるように
違う的外れな仮装敵をつくりだし
それを撃ち崩すことで
恐怖から逃れようとする。
四丁目の小野さんの長男が
『悪魔』だったんですって…
と美樹ちゃんのお母さんが淡々と言う。
このセリフ…
今の日常、似たようなセリフ言ってるよね
「どこどこの人コロナだって」
村社会を如実に表してる
差別したものの言い方。
どこどこの人
コロナだって…
とりあえず自分じゃなかった
自分は関係なかった
自分の家庭は関係なかった。…
感染者を出したくない
でも明日は我が身
感染経路がわからないから
自分がいつどこで感染するか
わからない。
悪魔の合体の恐怖と似てる。
悪魔を追い払うのに
手伝わないと
噂を流されて悪魔呼ばわりされる
コロナ騒ぎも
似て非なり
人と人の接触を禁止させられ
コミュニケーションが薄くなり、
人が信じられなくなってきている昨今。
目に見えない恐怖との戦い
自分ところからは
感染者をださない
と息を潜めて
迷惑をかけまいと
しのいでいる人たちも多い。
牧村家から悪魔が出た
事に落胆した美樹ちゃんのお父さん
必死に弁明する明。
違うんだ!
コロナじゃないんだ!!
みんな自分はコロナ(悪魔)に感染してるなんて思いたくないし、思えない。
漫画「デビルマン」は
この後
人が暴動、暴徒化して
魔女狩りの時代の再現化となり、
人間が人間を自らの手で殺していく滅びていく道を辿ってゆく
だから
コロナ渦の今。
極端な思想、考えに誘発、誘導されないように
人が人を裁き、
命をも奪っていくような
滅亡の道へ行かないように
今の政府の対策チームの数字試算とか
見出しで踊らされている
けれど
何か深い意図が存在してないことを
祈るのみ
仰々しい思いは
漫画の中だけにしてほしい。
漫画や映画にて
昨今のウィルス、パンデミック
の危険性、恐怖を予見していた作品はあるけれど
実際にはそんなことは起こらないように
願うしかない。
すごい現代リアルですね
恐ろしいですね