2008年 2月2日に公開のこの映画は
何回も見た。
満を持して この日を待ち望んだ
拓郎ファンは
映画館へ足を運んだ僕もひとりだ。
吉田拓郎のオマージュ映画として
拓郎ファンである
佐々部清監督作品
劇中に流れた拓郎楽曲だけでも
なんと
23曲と
拓郎楽曲愛に溢れている。
ファンとしてはこんな映画を待っていた。
恋唄
落陽
今日までそして明日から
言葉
明日に向かって走れ
結婚しようよ
おやじの唄
人生を語らず
イメージの詩
風になりたい
春だったね
やさしい悪魔
ある雨の日の情景
人間なんて
花嫁になる君に
こっちを向いてくれ
アン・ドウ・トロワ
祭りのあと
旅の宿
襟裳岬
制服
つま恋2006から
落陽と今日までそして明日から
が入っている。
香取家の主人 卓は不動産会社に勤める平凡なサラリーマン。専業主婦の妻・幸子、大学生の長女 詩織
バンド活動に情熱を注ぐ 次女
歌織の一家四人で
卓の決めた
「晩御飯は必ず全員で揃って食べる」
というルールを守って暮らしてきた。
だが詩織は想いを寄せる苦労人の
青年と会うため、歌織は波の乗り始めたバンド活動のため
揃わない日が増えて行く。
家族との時間がなによりも幸福だった卓は、すっかり意気消沈してしまい…
会社帰りのシーンから始まるこの映画
いきなりLive'73のときの
「落陽」が流れる
駅前広場で「吉田拓郎」のcoverをするストリートバンドが歌う
「落陽」と
歌が被さり
立ち止まり口づさんでいる
卓の後ろに
金井勇太演じる 木村という
青年と知り合う。
夢を捨てて今の奥さん
幸子と一緒になった
卓は昔
バンドを組んでいた。
両親の恋物語と歌を断念した卓。
その過去 現在 未来を
家族愛を織り込みながら
拓郎楽曲がその所々に
スパイスのように
効いている
(笑って 泣いて、思わず一緒に口ずさみたくなる。思わずみんなで愛を大事にしたくなるー映画です。)
そんなコピーのついた
映画
「結婚しようよ」
子を持つ親なら
必見の映画です。
心も気持ちも
あったかくなる
本当にいい映画です。