自分と同じ考え
自分と同じ想い
ある程度
シンクロしてる事が多いと
それは
ちょっとした
奇跡を目の当たりにする
この世で自分と同じ
考えをしてる
同じ想いをもってる
ここが好き
ここは嫌い
物事の思考
味覚の嗜好
細部に渡ってまで
全部同じとはいかないまでも
まるで
もう一人の自分？
と思っちゃうくらいの
シンクロには
すごく感動感激で
我を忘れてしまう
そりゃあ
昔小学校のとき
自分と同じ誕生日のG藤くん
と同じクラスになって
その事実を知った時
訳もなく、嬉しかったものだ
何が嬉しかったのか
よくわからないけれど…
いわば自分の味方が一人
増えたような
錯覚。
人間だれしも孤独で…
なんて言われる現代。
無人島で一人でいたら
自分と同じような
ものが現れたような
大袈裟な反応のような
ましてや
異性なら
運命の人
映画
「花束のような恋をした」
のようにことごとく
自分の思うところが同期されて
いれば
もう
運命の針は動く。
好きがかさなると
その先には
透明な風になり
熱をもった
二人の想いは
夢見る時間のみ
機能していて
現実的になってしまえば
恋という名の花束たちは
一本一本枯れていく。
それまで
キラキラと輝いてた
季節が
風にのり風に流されて
生活、暮らしの中には
夢は満たされなくなっていく
そのままで
奇跡を抱いたまま
永遠につづけられたら
そんな
虫のいい話はなくて…
でも
確かな
時間
確かな想いは
今も…
