明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

守ってあげたい cover 鬼束ちひろ

2021-07-05 05:35:00 | 僕の音楽日記
午前5時、
「守ってあげたい」を聴いて
涙する。

この歌のもつ
郷愁、
そして過去と未来に
綱渡しする自分の今

もう一度…
とか
これからも
とか
生まれてきた
新たな命を守っていく
とか
色んな感情が積み重なって

それから…

この歌が好きで
coverされステージで歌われた
鬼束ちひろさんの…
歌に対するリスペクトが
情感あふれ
聴く側の想いを膨らませ
歌の持つ
力を倍がけにしてくれている。


♪日暮れまで 土手に座り
レンゲを編んだ
もう一度 あんな風に夢をカタチに
して


いつまでもそれが
出来上がるまで
無心に日の暮れるのも
忘れるほど
集中してる姿は
夢を追いかけてた
そんな時と似ていて
愛おしくなる。


♪遠い夏 息を殺し
トンボをとった
もう一度あんな気持ちで
夢を捕まえてね


遠い夏…
人それぞれ
夏の風景があり
夢中になってた季節がある
子供のように
がむしゃらに
無心に
ただ、それだけが楽しくて
ただ、それだけを目指して

あの頃と言われる季節に
歌がその場所にいざなってくれる

初めてこの歌を聴いた時も
僕はこのフレーズで涙した
まだ、それはたしか
10代の終わりだったのだけれど

以前
吉田拓郎さんも
ユーミンの歌で1番気になってて
好きな歌は
この
「守ってあげたい」を
あげていた。
同じフレーズで
拓郎さんも
心を昔の風景に
飛ばしていたのだろうし、
その時の置かれた自身の
状況にユーミンの歌が
すーっと
入ってきたと言われてました。


守ってあげたい

誰か…をでも

自分の心でも

何かに働きかける
その想いは…

埃をかぶって
見えなくなってたものを
息を吹きかけ
見つけだした時の発見の喜び、
嬉しさに似て
純粋さとか素直さを感じる一瞬。

誰でも生きてゆけば
汚れ、ねじれ、容量良く、都合よく
生きようとする

なんの見返りも
なんの成果もないのに
無心で
がむしゃらになって
打ち込む姿を忘れてしまいがち

透明な心はいつしか
霞んで
キラキラ光ってた
夢はどこかで埃をかぶって
見失い
そうして時はたっていくけれど

もう一度…
あんな風に
と気づかせてくれる
そんなフレーズに
心は震え
涙腺は緩んでしまうのです。





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