アルバム
【born in the USA】に収録
ひときわ陽気に
応援歌的に歌ってくれている
GLORY DAYS
テレキャスターを力一杯
弾き
半袖のネルシャツを二の腕のところを深く折り曲げ
シャウトする
80年代初めのブルーススプリングスティーンは
弾けて目一杯のロックンロールを
披露していた。
1984年に発売された
【born in the USA】は
タイトル曲は
ブルーススプリングスティーンがベトナム戦争体験した
仲間に送る歌でもあって、
それまでの
荒野を駆け巡るような
疾走感あふれるロックから
メッセージ色の強い
新アメリカ主義の色合いをみせながら
時折みせる
昔を懐かしみ
そこから
明日の活力を見出す
栄光の日々に浸る
そのものを歌にしている
誰もがすがりたい
「栄光の日々」GLORYDAYS
立ち止まらないで
今なお
走り続けている人以外は
立ち止まったり、休憩したりしてる
その瞬間に
戻る場面は
栄光の日々だったりする
確かに輝いた自分
眩しい自分や仲間
環境などが
思い出の中に贅沢な時間として
存在する。
その過去の栄光に
縋り続けていては
人は前へ進めないけれど
時として
栄光の日々が
カンフル剤的になる場合だって
ある。
立ち戻れ
立ち上がれ
必要なパワーを
奮い立たせ
自信と誇りを持つために
ひ弱になってばかりでは
いられない
強く
雄々しく
勇ましく
そう人としての強さ
男としての強さを
この歌で少し
学んだ気がする。