たぶん
レコード盤で音楽を
聞いていた時代。
その時だったら
きっと
ステレオの前で
体操座りしながら
片寄あって
聞いていただろうなぁ…
って
思う。
君と僕は
音楽の趣味がよくあって
それでも
微妙に違うところもあるけれど
なぜか
競争心もあり
相手に負けまいと
次から次へ
こんなのはどう?
へぇそうきたのか?
なんて
切磋琢磨する
ライバルのような
そんな関係も持ちつつ
それでも
「ここのサビいいよね」
「ここの詩もわかるね」
なんて
言い合えたりしただろうに…
当然作詞も頼んで
曲をぼくがつけて
愛の歌をぼくが
歌い続ける
人前では恥ずかしいから
君の前だけにしか
歌えない
歌わない
ぼくがつくった愛の歌。
二人の愛がある限り
地球は周りつづける……
君にやさしさがある限り
星は光り続ける……