明日の葉っぱ(8×8)=69

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空色のくれよん はっぴいえんど

2020-04-03 05:56:00 | 僕の音楽日記


三拍子の気だるい歌は
春の季節によく似合う。

はっぴいえんど 
の最初の印象は
はっぴいえんどというバンドの輪郭が
ハッキリみえなくて
いわゆる
掴み所のない
感じ…

実験的バンドのような…
岡林信康のバックバンドをしたり、…

単独での演奏、ライブ活動、アルバム制作に至る
はっぴいえんどとしての活動は
四人の個性を育てて膨らませるまで
成熟するまでの期間。

あまりにも早く
短い活動期間だった。

作詞担当の松本隆さんの作詞家さんとしての
ひとり立ちを応援するかのような
はっぴいえんどのあり方は
個人個人の力量を測りながら
解散の日を迎えた。

空色のくれよん
〇〇色…
この時すでに
種まきされていた。

よくその後松本隆さんの詩に登場する
〇〇色。
♪春色の汽車にのって海に連れて行ってよ

の春色。

風は秋色  の秋色。

夏色のおもいで  の夏色

君は天然色    の天然色

瑠璃色の地球   の瑠璃色

色に感情と心情をもたせる
聞き手に広がりを委ね
想像の彼方へ誘う
〇〇色という表現。

はっぴいえんど
「空色のくれよん」
空色って
どんないろ?

曇天模様の
グレー?

アースブルーの青?

はっぴいえんどのバンドのカラーは
僕のイメージは
曇り空もしくは
黄砂が飛んでる黄ばんだ空模様
みたいな、
「こんな空模様に似合うよね…」
歌とイメージが合わさる
ことが
僕の思うバンドカラーだったりする。
そのアーティストのカラーになる。


あの時は聞かなかった
「はっぴいえんど」

僕もやっと大人になって
わかるようになった
「はっぴいえんど」の良さ。

大人になると味覚が変わる
きっと
聴覚も変わるんだね。

ひとは懐かしいものに
手を出すように
望郷の時に置き去りにしてきた
忘れ物のバンド
「はっぴいえんど」

メルヘンチックな歌詞は
松本隆さんの来るべきブレークで
多いに発揮される。
もう、この頃から
歌コトバは整っていたようだ。

大瀧詠一さんがソロになっても
Liveでこの歌を歌ってる音源。

これもいいなぁ…









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