明日の葉っぱ(8×8)=69

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SWEET DREAMS 松任谷由実

2022-11-11 23:46:00 | 僕の音楽日記
80年代のユーミン
の多分1番輝いていた時期の
作品として
あげるとしたら
この作品
【SWEET DREAMS】

今年ユーミンは50周年だという
第一線で活躍し続ける
レジェンドとしての
風格、
その反面
やはり、劣化も認めざるおえない
ことも受け止めつつ

素直に
ここまで活躍続けることの
素晴らしさに拍手喝采だ

誰があの頃
全盛期の頃
ここまで第一線で
活躍続けることを
予想しただろうか?


現役を続けること
それを支え続けているファン
そしてブレーン
どれもみんな
欠けてもダメなのである
そうやって今なお歌い続けてる歌姫
松任谷由実
ユーミン

彼女の凄さはよく詩の世界で
感じることができる

対比されるアーティストとして
中島みゆきさんがいるけれど
映画で例えるならば
ユーミンは洋画
中島みゆきは邦画
そんな上質な映画のストーリーを
思わせる
作品つくりに
両者の魅力はある

特にユーミンの肌触りのいい
上辺の聞き心地の良さ
からの
深く聞き続けていくと唸らせる
表現のうまさと奥深さ
言葉の使い方
ならではの表現が
曲と絡まって
ユーミン節は成り立ってる


特にアレンジでは
全体的にハマった時にイントロから
名曲の雰囲気が伝わってくる
この「SWEET DREAMS】は
そうしたユーミンの80年代の完成期、
絶頂期に出た
作品だといえる


SWEET DREAMS

作詞作曲 松任谷由実


この電話が最後かもしれない
他人事に思える 涙だけ溢れて
もう切るわと何度も云いながら
ひきのばすのは私の方
Wow wow wow wow

※Sweet Heart
写真立てにはおどける二人
今日を知らずにキスしてる
Sweet Days
何に負けたの
わからないことがくやしいだけ※

あなたの夢 叶うころ横には
どんなひとが微笑む 私ではないのね
明日が何も見えないと云うけど
思うより素敵よあなたは
Wow wow wow wow

Sweet Heart
できればひどい捨てぜりふ投げて
嫌われてから消えたいの
Sweet Dreams
私といると廻り道だから
かまわないで




作品の匂いとして
松本隆さんの
松田聖子さんへの提供曲
「蒼いフォトグラフ」のような
何かせつなくて
ほろ苦くて
やり切れない
そんな雰囲気が似てる

男女の別れにつきものの
心の動きは
より
女性側の深い思いは
ユーミンが言葉に切り取ると
こんなに
素敵な映画のシーンのようにも
なる


この歌詞の秀逸な箇所は…

何に負けたの?
わからないことがくやしいだけ

というところや


あなたの夢叶う頃
横にはどんなひとが微笑む
私ではないのね

という切なすぎて爪を噛む思いで
聞きてしまうところや


できれば酷い捨てゼリフ投げて
嫌われてから消えたいの

なんて
女性でなきゃこんなセリフの発想はない

女としての意地と
好きだったプライドが
そういう思いにさせる。
嫌われてから消えたいという思い
女の人は
別れを決めた時から
気持ち的には
スッパリと方向は決まってて
未練はないように
振る舞えるようだけど

やはり
そうであっても
別れに躊躇する
そのことが
歌の世界としては
面白くしてるところだ

だから
女性からも共感して
支持されるところを持ってるから
ユーミンは今日までの
位置にいるのだろうと思う


恋愛指南の曲とかでも
あのバブルの頃のユーミン
においては最強の完成度の作品は
多々あって
オシャレな雰囲気と
酔わせるツボを押さえた作品が
多かった

[甘い夢]
とか
[おやすみ]
とか
[いい夢を…]
とかの
意味なのか
タイトルになるのは
甘い夢
なのかなぁ

一緒にいられることが
夢のような
甘い夢だった
ことから
叶わない夢になった途端
自分が惨めにならない立場に
なるために

自分から
別れを決めないといけない
潔さをもった
女性の姿を歌にした時点で
ユーミンの勝ちパターン
十八番である











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