いつでも 探しているよ
どっかに 君の姿を
交差点でも 夢の中でも
こんなところに
いるはずないのに
奇跡がもしも おこるなら
今すぐ 君に見せたい
新しい朝 これからの僕
言えなかった
「好き」という言葉を
これ以上何を失えば
心は許されるの
どれほどの痛みならば
もう一度君に会えるの
one more time
季節よ うつろわないで
one more time
ふざけあった時間よ
食い違うときはいつも
僕が先に折れたね
わがままな性格が
なおさら愛しくさせた
one more chance
記憶に足をとられ
one more chance
次の場所を選べない
いつでも探しているよ
どっかに君の姿を
向かいのホーム
路地裏の窓
こんなところにいるはずないのに
願いがもし叶うなら
今すぐ君のもとへ
できないことは もう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ
暴風に飛ばされて
飛んできてた
粉々のコトバの破片が
心に突き刺さったまま
至近距離で撃たれた
散弾銃の衝撃と似て
…
虚ろう心は
血まみれのまま
早く止血しないと
いけないと思いつつ
どくどくと流れ続けるような
全身から力が抜けていく
意識が遠のいていく
何が何だか
わからないままに
ただ
勇気つけてあげたくて
ただ
少しこっちを向いてほしくて
ただそれだけだったのに
外は
激しく吹き荒れる暴風
が
コトバもなにも
消し去った後
振り向きざまに君は
撃ってきた。
まるでサスペンス映画のワンシーン
でも
僕の前に広がる景色は
踏切の向こうにいる
君の姿。