明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

用務員さんの家

2020-10-10 18:08:00 | 雑記

開校50〜年以上の小学校には

大体、学校の敷地の北東側に

用務員さんの家が残ってたりする


昔はそこに用務員の老夫婦が

住んでいて、

学校を守ってくれていた。

建物も見回ったり

保全やら、学校に異常がないか

今でいう

セキュリティのA●SOK みたいな頼り

にされてた存在の人達がいた。


朝の登校時は校門の所で

掃除しながら迎えてくれて

下校時には

花壇に水をやりながら

声をかけてくれる


優しく見守ってくれていた。


昔の大人は

義務を権利以上に

果たしていた

その立場における

権利があったとしても

それ以上に義務を全うしていた

今でいう

余計なお節介も

その時耳の痛い小言も

今思えば 理解できることばかり


僕も含めて

今の大人たちは

どうだろう

権利を主張しすぎて

ないだろうか?

義務を果たす前に先に権利の

担保をもらって

動く、そんな大人も増えてきてる


「時代が変わった」といえば

それまで


賢い大人になったといえば

それまで


時には回り道、泥道を踏み越えて

行かなきゃならない時もある

舗装されたアスファルトの道ばかり

走ってると、砂利道、泥濘む道に

対応出来なくなる

もともと、砂利道に転び、

泥濘む道に足を取られ

大変な思いをして、人は

苦労しながら今日まで来た。


その大変な時に戻れとは言わないし、

思わないが


無くしてはいけない、

忘れてはいけない

ものを

簡単に忘れてしまっては

いけないという事。


今尚、用務員さんが住んでた家をそのままにしてある小学校の脇を散歩道で

通ると

かっての

賑わいと、一生懸命だった時代の

声と音が聞こえてくるようだ


用務員のおじさん、おばさんは

いつも優しく見守ってくれていた

影のように

その義務を果たして

ひっそりと

目立たぬように



いつしか用務員さんが学校から

いなくなり、

先生が交代で夜間の見回りをする学校

とかもあったり、

色んな時代、時を経て

僕たちは地域で学校で守られて育って

来たことを


夕方5時の帰宅を促すチャイムを

聴きながら

用務員さんの家を

何度も 何度も

振り返りながら

僕は家路を急ぐ



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2 コメント

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Unknown (aoi-tuki-no-waruz)
2020-10-11 05:54:25
コメントありがとうございます😊自分たちに直接関わりのない所で黒子の様に働いていただいていた用務員さん先生でもなく、保護者でもない
でも、学校関係者。緩衝材のような緩衝地帯のような
そんな物や場所や人って
大事なんだなぁと思いました。領域を繋ぐ立場って感じで…用務員さん
返信する
昔はよき想い出 (星光輝)
2020-10-11 04:09:02
用務員さん
小学校のときいたね
学校の中の一室が用務員さんの部屋
部屋の前には大きな釜があり
いつもお湯がたっぷり入っていた
掃除のときバケツを持って
お湯をもらいに行っていた
掃除をするためのお湯
用務員のおじさんが汲んでくれた
返信する

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