ボジョレヌーボーが入ったボールを手に 『 よくエビタイって 言うけれど 海老と鯛では どっちが高級品? 』 と言ったら
「 このごろ 海老 安いね 」 と 答えになってない答えが返って来ました
私は お刺身で食べるなら 鯛よりもエビが好きだから 海老を差し上げて鯛を頂いても 得した気にはならないけど
事典によるエビタイとは 小さな元手から大きな益を得る ということで 鯛の方が だんぜん高級品ということになります

何が ということもないのだけれど ここのところ何となく忙しく やっとオリーブの実の摘み取りを済ませました
例年なら 10月中に行う 我が家の秋の恒例イベントです
案の定 枝で揺られていた時期が長かったせいで シワシワになった実が多く 傷ついた実も目立って 食用になる健康な実は いつもの半分くらいです

それにしても 毎年の事ながら 家庭で塩漬けにしたオリーブの実を 賞味期間内に食べ切られる量ではないので 『 ワインのオツマミにピッタリよね 』 と 色付いたオリーブの木を見上げては 酒談話に弾む お隣の奥さんに 摘み取った実の半量ほどをオスソワケしました
それで エビタイ
つまり
行きにはオリーブの実が入っていたボールに 今年のボジョレヌーボーを入れて帰って来たってわけです

食べきれなければ廃棄処分となるオリーブだから このたびは≪エビタイ≫が意味するところの 理に かなっています
しかし ・・・
昨日 スーパーの冷蔵ケースに並んでいた お頭付きの鯛には 夏目漱石さん一人でも余りが出るラベルが貼ってありました
海老にも色々あるけれど
ここで たとえば お刺身用の車えびを この鯛1匹と交換したとして エビタイは成り立つのか? という疑問が沸いてきます
うぅ~ん
ことわざ事典にある 小さな元手で大きな益を得る事の慣用句 ≪海老で鯛を釣る≫ は抹消し ≪オリーブでボジョレヌーボーを獲る≫ に差し換えたほうが 良かないでしょか
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