去年 蒔き残った種から発芽したミックスのジニアが 今年も綺麗に咲いています
長いお付き合いの知人から届いたメールに コロナの話が追記されていました
お住まいの地元紙に寄稿されたもの とのこと
師と仰ぐ聡明なかたの長文だから 凡人の私が正確に解読できているか分からないけど おそらくこんなことかなと 私なりに短くまとめてみました
生物の体は基本的にタンパク質の組み合わせで出来ています。
なので組織の維持再生をするということは、その組織を形作るタンパク質を再生することと同じです。
コロナウイルスも人間と同じようにタンパク質で出来ています。
違うのは維持再生の仕組みです。
人間には遺伝子に間違いがあると修正する仕組みが備わっていますが、ウイルスにはそれがありません。
もっと大きな違いは、栄養分を自分では取らない、
いわゆる寄生のように他のものから奪うということです。
もうひとつの大きな違いは、「生命」そのものの形です。
人間の場合、生命は生と死に分かれます。
ウイルスには死というものがなくて、寄生できる状態かどうかという条件があるだけです。
あなたがウイルスになったつもりで生命維持活動をしてみましょう。
あなたはウイルスで、自分単独では生きてゆけません。
ご先祖様が、地球のどこかで冬眠状態でいるか、
あるいは生物らしきものに寄生して命をつなげてきたか、です。
あなたの一族の将来の運命は、
冬眠から目覚めるか、寄生した生き物が栄えるかどうかにかかっています。
いまシベリアのツンドラ地帯では、温暖化の影響で凍土が解け、
多くのウイルスが冬眠から目覚めて空気中に飛び出し、寄生できる生物との出会いを待っています。
またジャングルの奥地では、開発により生態系が崩れて、
ウイルスたちは、それまでの寄生生物とはちがう他の生物との出会いの機会が増えています。
ウイルスであるあなたは、
地球上で一番多く安定して生きている生物に寄生するのが得策だと気が付きます。
そのターゲットが人間だとしたら、
人間に辿り着けたウイルスは、ウイルス的にはラッキーだと思うのです。
コロナウイルスについては、
変異株が現れて、病原性や伝染性が強いのが出現したのではないかと戦々恐々の状況です。
変異ということではなくて、単に変化ということでいえば、
コロナウイルスは12種類のタンパク質をつくる遺伝子をもっているので、変化できる可能性は、
12×・・・= 4億7900万回と言うことになります。
ただし
変化は増殖の瞬間におこるので、ウイルスが寄生していることが大前提です。
読み終えて すごく怖い話だと思ったけれど 怖がっていてはストレスになるだけだから
地球上の生き物で 最も知能が高いのは人間であることを確信して
最後の行りにある 【ウイルスが寄生していることが大前提】 に希望を託し
いつか必ず 近いうちに
ウイルスが変化する増殖の瞬間には 人間に寄生することが不可能な方法とか
あるいは 人間に寄生するより もっと増殖しやすい生物があるよと ウイルスを誘導するとか
きっときっと 山中教授とか 日本の偉い方々が 冬眠状態のウイルスを そのまま眠り続けさせてくださるとか
信じています